幼若永久歯に対する填塞材・充填材のpHの変化が歯質・歯髄におよぼす影響
Project/Area Number |
13771290
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
矯正・小児・社会系歯学
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Research Institution | Matsumoto Dental University |
Principal Investigator |
大須賀 直人 松本歯科大学, 歯学部, 講師 (80247535)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2002: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2001: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 填塞材 / 充填材 / pH変化 / フッ素除放性 / 幼若永久歯 |
Research Abstract |
幼若永久歯の処置,管理は歯質の問題やその周辺への条件を考慮し,萌出途上,直後の成熟過程を障害しないことが要求される.そこで幼若永久歯に使用する各種填塞・充填材のpHの変化が歯質・歯髄におよぼす影響を検討するため,フッ素徐放量およびpHの経時的変化について経時的に計測した.また,サーマルサイクリングによる温度負荷やブラスト処理により試料表面を粗造にした場合のフッ素徐放量とpHの経時的変化について計測し,関連性について基礎的な検討を行った. 結果 1.試験片を生理食塩水50ml中に浸漬させたものは,填塞材の中でpH値が著しく低下するものがみられ,フッ素徐放量も継続して放出する傾向にあった. 2.照射5日後に試験片をフッ素イオン濃度1000ppmの溶液に浸漬させたものは生理食塩水50ml中に浸漬させたものに比べフッ素徐放量が高い傾向にあった. 3.試験片を硬化直後から1日毎に4℃と60℃の温度変化を与えたものは生理食塩水50ml中に浸漬させたたものに比べpHの値が高く,フッ素徐放量も上昇する傾向にあった. 4.生理食塩水50ml中に浸漬させ,5日後に試験片にブラスト処理を行ったものはフッ素徐放量も上昇する傾向にあった.
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)