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救命救急センターにおける緑膿菌菌血症の疫学的検討

Research Project

Project/Area Number 13771455
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Laboratory medicine
Research InstitutionNihon University

Principal Investigator

細川 直登  日本大学, 医学部, 助手 (50256864)

Project Period (FY) 2001 – 2002
Project Status Completed (Fiscal Year 2002)
Budget Amount *help
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2002: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywords救命救急センター / 緑膿菌 / 分子疫学 / AP-PCR / 菌血症 / 疫学
Research Abstract

平成14年1月から6月までの救命センター入院患者のうち、血液培養から緑膿菌が検出されたものは2例であった。その2例とも6月に検出されていた。平成13年も6月から7月にかけて2例血液から検出された症例があり、この4例を中心に喀痰から緑膿菌が検出された例を含め23例を検討の対象とした。個々の症例については診療録を調査中である。特に、血管内カテーテル使用例が多く見られることが判明した。救命センターでは中心静脈カテーテルが多くの症例で使用されており、一度に複数本使用されるケースは他病棟では見られない特徴である。また、マルチルーメンの中心静脈カテーテルを使用する症例が多いが緑膿菌菌血症との関連は症例数が少ないために明らかにすることが困難であった。以前の調査と比較し、緑膿菌による菌血症症例が大幅に減少しているが、その原因については手洗いの頻度、医療従事者の交代、手袋、エプロンの使用など複数の条件が異なる時期に変化しており明らかにすることは困難であった。検出された緑膿菌に関して、分子生物学的検討を行った。平成13年度に予備実験を行い検討された条件でAP-PCR(Arbitrarily Primed Polymerase Chain Reaction)法を用いて検討したところ、多くの菌株は異なるバンドを示した。しかし、その中で同一のバンドをしめす菌株が一組認められた。そのため現在、分子疫学的方法としてスタンダードであるPFGE(Pulse Fielded Gel Electrophoresis)法により同一の菌株と判断できるかどうか検討を行っている。2つの方法で同一と判断されることは救命救急センターにおける緑膿菌水平感染の存在を明らかにすると考えられる。

Report

(2 results)
  • 2002 Annual Research Report
  • 2001 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 細川 直登: "緑膿菌病院感染の分子疫学的調査法としてのAP-PCR法に関する基礎的検討"臨床病理. 50巻・補冊. 190 (2002)

    • Related Report
      2002 Annual Research Report

URL: 

Published: 2001-04-01   Modified: 2016-04-21  

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