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精神分裂病患者の退院支援に対する看護婦・士の臨床判断と「退院支援指標」の作成

Research Project

Project/Area Number 13771538
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Clinical nursing
Research InstitutionKochi Women's University

Principal Investigator

青木 典子  高知女子大学, 看護学部, 助手 (80305812)

Project Period (FY) 2001 – 2002
Project Status Completed (Fiscal Year 2002)
Budget Amount *help
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2002: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Keywords統合失調症 / 早期退院 / ガイドライン / 精神分裂病患者 / 退院支援 / 臨床判断
Research Abstract

統合失調症患者の退院における精神科看護師のクリニカルジャッジメントを明らかにし、それをもとに早期退院を支える「退院支援指標」を作成することを目的に本研究を行った。
昨年度、エキスパートの精神看護師から得たデータと既存の文献をもとに、入院から退院までを4つの時期に分け、それぞれの時期ごとの「アセスメントの視点」と「ケアのポイント」を整理した。また、「早期退院を支える看護者の姿勢」として、どの時期にも一貫して必要な姿勢についても表した。このように整理したものを『統合失調症患者の早期退院を支えるための看護のガイドライン(試案)』とした。この試案について、研究に同意が得られた精神科看護師に、妥当性や臨床での活用可能性について意見をもらい、修正を繰り返した。
その結果、全7ページからなる『統合失調症患者の早期退院を支えるための看護のガイドライン(試案)』となった。全体像は、「STEP1:患者さん・ご家族の情報を豊かにして、退院までの経過を予測する」、「STEP2:退院に向けて、患者さん・ご家族と目標や方向性を共有する」、「STEP3:院外へと行動を拡げ、退院準備を進める」、「STEP4:退院の決定を支える」の4段階からなり、それぞれの時期ごとに特徴的なアセスメントの視点・ケアのポイントを有している。どの段階にあっても、「入院の限界を認識する」「退院までの期限を意識する」「地域につなぐ」の3つの「早期退院を支える看護者の姿勢」を常にもっていることが基盤になっている。
今後は、このガイドライン試案の妥当性・臨床での活用可能性について活用の症例数を増やし、さらに意見を得て修正・追加を重ねながら洗練化していく必要がある。

Report

(2 results)
  • 2002 Annual Research Report
  • 2001 Annual Research Report

URL: 

Published: 2002-04-01   Modified: 2016-04-21  

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