映像処理による球技試合中の選手のパフォーマンス計測とコーチング支援に関する研究
Project/Area Number |
13780037
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
体育学
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Research Institution | Kanagawa Institute of Technology |
Principal Investigator |
吉野 和芳 神奈川工科大学, 工学部, 講師 (10298284)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 2002: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | ゲーム分析 / コーチング支援 / ハンドボール / 2次元DLT法 / フォーメーション解析 / パスワーク / バスケットボール |
Research Abstract |
ビデオ映像処理による球技のコーチング支援を目的として,本年度は,ハンドボールゲームにおける攻撃時のフォーメーションに主眼をおき,シューターへ最終パスを送った選手をラストパッサーと定義し,ラストパッサーの動きに注目して攻撃フォーメーションの分析と評価を行った.具体的には,本年度の成果は次の2点にまとめることができる. 1.選手同士の位置関係によるフォーメーションのモデル化と分類 ラストパッサーがボールを受けたときとパスを送ったときの2時刻におけるラストパッサーのコート上の位置の変化により,攻撃フォーメーションを分類した.位置の変化は,ハンドボールコートを19の領域に分割し,それら領域の変化として定性的に表した.また,それぞれの時刻におけるラストパッサーと敵チームの選手との距離の総和の比率を引きつけ率として定義することで求め,ラストパッサーの動きの有効性という観点から攻撃フォーメーションの評価を行った.チームレベルが異なる3チームを敵チームとして,それぞれ同様の評価を行ったところ,チームレベルと評価値において相関がみられたことから,チームのディフェンスレベルの評価への利用も期待できる. 2.オフェンスのパスワークによる攻撃パターンの分類 チームの攻撃パターン特徴を検出するため,ラストパッサーの位置とラストパッサーからシューターへのパスの方向によって攻撃パターンの分類を行った.得られた攻撃パターンの割合からチームの攻撃特徴を推測した結果,分析対象としたチームの特徴と一致したことから,本手法による分類の妥当性やチーム分析への有効性が確認できた.
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)