超高速ネットワークを用いた遠隔共同研究支援環境の構築及びその効率利用
Project/Area Number |
13780327
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
情報システム学(含情報図書館学)
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
江原 康生 京都大学, 学術情報メディアセンター, 助手 (40324686)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2002: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | コンピュータネットワーク / リアルタイム通信 / 仮想研究室 / リモート可視化 / 通信品質 |
Research Abstract |
本研究では、研究開発用ギガビットネットワーク(JGN)を利用して、各研究機関に設置されている複数のサーバを用いたマルチメディア分散処理を可能とする通信方式の確立に向けて実験的に検証を行う。更に超高速ネットワークを介した遠隔共同研究支援環境の構築に向けたアプリケーションの開発及び通信品質に関する評価実験を行って問題点を明確化し、その効率利用を行うための新しい技術について検討を行った。平成14年度は、以上の内容について研究を進め、以下の成果が得られている。 (1)ギガビットネットワーク上での次世代仮想研究室環境の構築 実世界では異なる組織に所属し、地理的にも離れた研究機関間において、超高速ネットワークを介した仮想研究室環境を構築し、新しい型の次世代コミュニケーション支援環境の実現に向けた研究を行った。本研究では、各研究機関において超高速ネットワーク網に接続し、ストリーミングアプリケーションを用いて各研究機関の映像を24時間配信し、またネットワークを介したミーティング環境を構築し、インフォーマルなコミュニケーションの可能性について、様々な観点から検討を行った。さらに、コミュニケーション支援システムを独自に開発し、本システム上で運用し、性能評価や機能拡張を行う上での必要なネットワーク計測情報の収集を行った。 (2)遠隔地間における大規模データのリモート可視化の効率化に関する検討 遠隔地間で行う大規模数値データのリモート可視化について、計算サーバから数値計算データを効率的に可視化クライアントへ転送し、クライアント側で可視化処理を行い、さらにパラメータ変更等による数値計算の再処理、計算中止なども自由に行えるリモート可視化システムを構築し、その効率化について検討した。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)