シナプス構成蛋白質の質量分析法によるリン酸化解析及び機能解析
Project/Area Number |
13780625
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Neurochemistry/Neuropharmacology
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Research Institution | The University of Tokushima (2002) The Institute of Physical and Chemical Research (2001) |
Principal Investigator |
山内 英美子 徳島大学, 分子酵素学研究センター, 助手 (50332292)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 質量分析 / シナプス / リン酸化 / 質量分析法 / 神経 |
Research Abstract |
本研究の目的は、近年、蛋白質の構造解析に最も重要かつ効果的な手段の一つとなった質量分析法を用い、神経機能において情報伝達やネットワーク形成、神経伝達の可塑性に重要な役割を果たす神経シナプス結合部のシグナル伝達の未知の分子機構を解明するため、その集積蛋白質の同定を行い、神経細胞内局在、またそれらの分子間相互作用、リン酸化蛋白質の解析によるリン酸化ネットワークの解析によりシナプス及びシナプス形成におけるタンパク質機能とそのネットワークを解明することを目的としたものである。本年度は、昨年度に質量分析を用いて見い出された機能未知/新規シナプス構成タンパク質のうち、いくつかについて抗体を作製し、そのシナプス後肥厚への局在を確認を行っている。また、シナプスに局在がみられ、さらにリン酸化が見られた既知蛋白質の一部に関して、部位特異的リン酸化抗体を作製し、神経系培養細胞や、ラット脳神経海馬の初代培養細胞系における軸索伸張・シナプス形成過程における神経細胞内局在の解析を蛍光免疫染色により行った。その結果、シナプス形成過程で部位特異的リン酸化型分子種の局在が、非リン酸化型分子種と異なる局在パターンを示すことが明らかとなった。またさらに、前シナプス、シナプスを形成する前段階である成長円錐の構成成分の同定を行った。その結果、新規のものを含め、これまでプレシナプス、成長円錐いずれにもこれまで報告されていない蛋白質が同定された。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)