生殖毒性評価・後代検定技術としての生殖細胞系列の完全連続培養技術の開発
Project/Area Number |
13876059
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Applied animal science
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
佐藤 英明 東北大学, 大学院・農学研究科, 教授 (80093243)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松本 浩道 東北大学, 大学院・農学研究科, 助手 (70241552)
佐々田 比呂志 東北大学, 大学院・農学研究科, 助教授 (90158931)
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Project Period (FY) |
2001 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2003: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2002: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2001: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | ヒアルロン酸 / ヒアルロン酸合成酵素遺伝子 / ヒアルロン酸結合タンパク質 / CD44 / ギャップジャンクション / MAPキナーゼ / Fas / Fasリガンド / 卵子形成 / HAS2 / HAS3 / fas欠損マウス / アポトーシス |
Research Abstract |
1)卵子の退行抑制、成熟促進、血管増殖に係わるヒアルロン酸合成酵素遺伝子やヒアルロン酸結合タンパク質の解析を行い、HAS1、HAS2を卵丘細胞に、HAS3を卵母細胞に同定するとともにその構造を決定した。また、HAS2の発現調節領域の構造を決定した。ヒアルロン酸・CD44のシグナルがギャップジャンクション蛋白質Cx43のチロシンリン酸化を誘導し、ギャップジャンクションを閉鎖させるカスケードを明らかにした。ギャップジャンクションの閉鎖がどのように卵成熱を誘起するかについていくつかの仮説をたて解析を進めている。 2)卵子・卵丘細胞におけるCD44の分布を明らかにした。 3)HAS2遺伝子の転写調節領域に卵胞刺激ホルモンに応答する領域があると予想し、解析し、構造を決定した。 4)Fas・Fasリガンドシステムが卵胞で発現し、卵子の死滅を誘導することをマウスとブタですでに明らかにした。さらに透明帯にFas・Fasリガンドシステムの発現を抑制する効果があることを明らかにし、このような透明帯の機能を担う分子の同定に努力し、ヒアルロン酸であることを明らかにした。 5)始原生殖細胞におけるIgf2rのインプリンティングのプロファイルと調節系を明らかにした。 6)cAMPの減数分裂再開始抑制が受精能・発生能の上昇に係わることを明にした。 7)マウス体細胞に胚性幹細胞の細胞質を導入し、多分化能をもつ細胞に分化させることに成功した。
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Report
(3 results)
Research Products
(21 results)