Project/Area Number |
13877082
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Gastroenterology
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Research Institution | Shimane Medical University |
Principal Investigator |
木下 芳一 島根医科大学, 医学部, 教授 (30243306)
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Project Period (FY) |
2001 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2002: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | レプチン / 胃 / 胃癌 / 増殖 / レプチン受容体 / 中和抗体 / 培養 / autocrine / 食欲 |
Research Abstract |
本研究では、胃癌細胞が産生するレプチンと胃癌細胞上のレプチン受容体(ObRb)が胃癌細胞の増殖と担癌患者の食思不振にどのように関与しているかを明らかとする。このため私共は平成13年度に多種の胃癌細胞株においてレプチンとObRbの産生があることを明らかとし、胃癌組織中にもレプチン1とObRbの発現があることを明らかとした。本年度は、ObRbを発現している胃癌細胞株でレプチン産生が比較的低いものを用いて、この培養細胞株にレプチンを添加し培養細胞の増殖能の変化を^3H-thymidineの取り込みとMTT assayを用いて検討した。培養実験には種々の培養条件を用いて行ったが、レプチンが有意に胃癌細胞の増殖奪促進しているという結果は得られなかった。またレプチン産生能が高い胃癌細胞を培養し、培養液中にレプチンの中和抗体を添加してレプチンがautocrine factorとして胃癌細胞の増殖を促進しているかについて検討したがレプチン中和抗体によっても胃癌細胞の増殖は有意に抑制されなかった。次いで胃癌組織をPCNA染色を行い細胞増殖能を判定するとともに、抗レプチン抗体を用いて胃癌細胞のレプチン発現を計測し、レプチン産生と細胞の増殖に相関関係があるか否かについて検討を行ったが、レプチン産生と胃癌細胞の増殖の間には有意な関係は認められなかった。これらの成績より胃癌細胞の増殖にレプチンがautocrine factorとして重要な役割を有している可能性は小さいと結論された。
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