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糖尿病患者における自己膵幹細胞ラ氏島化の試み

Research Project

Project/Area Number 13877196
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Digestive surgery
Research InstitutionAkita University

Principal Investigator

小山 研二  秋田大学, 医学部, 教授 (80004638)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 安井 應紀  秋田大学, 医学部, 助手 (40323141)
佐藤 勤  秋田大学, 医学部, 講師 (90235367)
柴田 聡  秋田大学, 医学部, 助手 (40333934)
Project Period (FY) 2001
Project Status Completed (Fiscal Year 2001)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Keywords膵管結紮モデル / 幹細胞 / 糖尿病
Research Abstract

実験A.糖尿病ラットにおける自己膵幹細胞ラ氏島化
I群(単開腹)は著変を認めなかった.
II群(膵管結紮)では,術後第1病日までに死亡するラットが33%(4/12)に認められた.死亡し,たラットの腹腔内を肉眼的に観察した所見から,膵体尾部と脾臓を栄養する動静脈が,膵管結紮などの手術操作により屈曲し,膵体尾部と脾臓が血流不全に陥り壊死に至ったことが死因と考えられた.また生存したラットでは,膵管結紮部より末梢の膵臓では著明な線維化を認めるのみで明らかなランゲルハンス氏島(ラ氏島)数の増加を認めるには至らなかった.同時に血糖値の正常化も認めなかった.その原因として膵管結紮法が本実験には不適だった可能性と,観察期間が短かった可能性が考えられる.すなわち,膵管結紮法は先に提出した計画書通りHultqistらの方法に基づいておこなったが,その結果,膵管結紮部から末梢側の血流は壊死を免れる程度には保つことができたものの,正常に比べると低下していた可能性と,研究実施計画で設定している最長4週間の観察期間が短過ぎ,ラ氏島の再生を確認できなかった可能性とが考えられる.
以上の結果を踏まえ,結紮部の血流を非結紮部と同様に保ちつつ,膵管を確実に結紮できるよう現在の手法に修正を加え,同時に4週間以上の長期の観察をおこなうことを目的とし追加実験を開始し,現在進行中である.現在,最長観察期間は110日以上である.
III群:膵管結紮+HGF投与群
(結果)II群において,上述の如く結論が出ていないため,III群を開始する状況にない.
実験B.自然発症型糖尿病マウスにおける自己膵幹細胞ラ氏島化
上記実験Aにおいて,上述の如く結論が出ていないため,実験Bを開始する状況にない.

Report

(1 results)
  • 2001 Annual Research Report

URL: 

Published: 2001-04-01   Modified: 2016-04-21  

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