Project/Area Number |
13877300
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Plastic surgery
|
Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
平田 仁 三重大学, 医学部附属病院, 講師 (80173243)
|
Project Period (FY) |
2001 – 2002
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
|
Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2002: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
|
Keywords | 脱神経筋萎縮 / アポトーシス / 筋衛星細胞 / 幹細胞 / 細胞治療 / 筋再生 / 骨格筋(skeketal muscle) / 脱神経(denervation) / 筋衛星細胞(myosatellite cell) / 細胞治療(cell theraphy) / 萎縮(atrophy) / アポトーシス(apoptosis) / 移植(transplantation) |
Research Abstract |
脱神経筋においては筋萎縮が急速に進行する。最近の研究によりこの現象には筋線維のアポトーシスと筋衛星細胞の増殖が伴う事が明らかとなった。筋衛星細胞は一様な分化度の細胞では無く骨格筋前駆細胞がほとんどを占め、無限の増殖能を有する幹細胞と考えられるものは1%程度とされる。この為、経時的に筋衛星細胞は枯渇し、再神経支配による回復はそれに伴い悪化して行く事となる。そこで筋衛星細胞を他の部位より確保し、in vitroにて増殖させ、これを脱神経筋に対し補充する事で筋の再生を促進する試みを行った。細胞接着性の差を利用して我々が得た筋衛星細胞は脂肪細胞、骨芽細胞へと分化する事が可能で多能性を有するものであった。しかしながら、増殖能は有限であり、1gの筋肉片より3×10^6程度を確保する事が可能であった。培養した筋衛星細胞はin vitroでも筋管形成をし、in vivoで筋肉内に移植すると筋線維形成に貢献した。しかし、移植細胞中幹細胞として残存し、長期にわたり筋衛星細胞を供給する事は無かった。有意の筋再生促進を実現するためには現在得られている筋衛星細胞よりも更に未分化なクローンの確保が必要であり、現在in vitroでの脱分化誘導の試みを続けている。
|
Report
(2 results)
Research Products
(2 results)