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自己幹細胞を用いる新しい歯槽堤再生

Research Project

Project/Area Number 13877328
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 補綴理工系歯学
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

赤川 安正  広島大学, 歯学部, 教授 (00127599)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 細川 隆司  広島大学, 歯学部・附属病院, 講師 (60211546)
加藤 幸夫  広島大学, 歯学部, 教授 (10112062)
Project Period (FY) 2001
Project Status Completed (Fiscal Year 2001)
Budget Amount *help
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2001: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Keywords再生療法 / 自己幹細胞 / 自己血小板濃縮血漿 / 骨再生 / GBR
Research Abstract

生物学的な歯槽堤形成には骨再生誘導法(Guided Bone Regeneration-GBR法と略す)が考えられるが,現在のところGBR法による骨再生は小さな骨欠損に限られている。我々は,GBR法に自己幹細胞(mesenchymal stem cell : MSC)を用いることによりこの問題を解決する手法の開発を考案した。
まずMSCを骨欠損部に投与する際の担体に関して検討を行い,その有力な候補として自己血小板濃縮血漿(PRP)の有用性について検討した。予備実験としてイヌ下顎骨に骨欠損を作製し,同部にPRPのみを投与した。その結果,PRPには著明な骨誘導能は見られなかったが骨再生を促進していると思われる所見を得た。またin vitroにて,PRPにMSCを2X10^5/ml,2X10^6/ml,2X10^7/mlそれぞれの濃度で混ぜてDMEM/10%FCS中で7日間培養した場合,どの条件においても非常に旺盛な細胞増殖が確認された。これらの結果よりPRPはMSCの担体として有用である可能性が示唆された。そこで,イヌ下顎骨に製作した骨欠損に対しPRPを担体としてMSCを前述の濃度で投与し,in vivoにおける初期の骨再生にMSCが与える影響についてMSC非投与群(コントロール)と比較検討した。実験開始から2週間では,X線所見では骨再生の進行が検出できずMSC投与の影響はほとんど確認できなかったが,現在,実験部位を摘出して脱灰切片を作製し,組織形態学的検討などにより初期の骨再生に対するMSC投与の影響の有無を検討中である。

Report

(1 results)
  • 2001 Annual Research Report

URL: 

Published: 2001-04-01   Modified: 2016-04-21  

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