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凍結受精卵を用いたトランスジェニックマウスの作出

Research Project

Project/Area Number 13878175
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Laboratory animal science
Research InstitutionKumamoto University

Principal Investigator

鈴木 操  熊本大学, 生命資源研究・支援センター, 助教授 (60253720)

Project Period (FY) 2001 – 2003
Project Status Completed (Fiscal Year 2003)
Budget Amount *help
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2003: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2002: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2001: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Keywordsトランスジェニックマウス / 凍結受精卵 / 体外受精
Research Abstract

1.前核期受精卵はC57BL/6マウスを用いて体外受精により作成した。受精卵の一部は未凍結受精卵として遺伝子の注入に使用し、残りの受精卵は直ちにガラス化法により凍結保存を行った。注入遺伝子は、マウスのトロポニン遺伝子プロモーターにヒトのトロポニン遺伝子のcDNAをつないだ遺伝子を使用した。
2.未凍結受精卵及び凍結受精卵を融解して得られた受精卵に遺伝子を注入し、直ちに受精卵を仮親マウスに移植してTgマウス作成効率の比較検討を行った。未凍結受精卵の雄性及び雌性前核のそれぞれ350個に遺伝子を注入して、311個、252個が生き残り、移植により37匹、31匹の子供が得られ、それぞれ3匹、2匹のTgマウスが得られた。一方、凍結受精卵の雄性及び雌性前核のそれぞれ250個、310個に遺伝子を注入して、215個、310個が生き残り、移植により20匹、24匹の子供が得られ、それぞれ2匹のTgマウスが得られた。未凍結受精卵及び凍結受精卵の雄性前核間及び雌性前核間ではTgマウス作成効率に有意な差は認められず、ほぼ同様な効率でTgマウスが作成できることが分かった。
3.未凍結受精卵及び凍結受精卵に遺伝子を注入して、直ちに受精卵の凍結保存を行った。凍結保存の約1週間後に、凍結卵を融解し、受精卵を仮親マウスに移植してTgマウス作成効率の比較検討を行った。未凍結受精卵及び凍結受精卵の雄性前核のそれぞれ300個、350個に遺伝子を注入して、258個、291個が生き残り凍結保存を行った。凍結卵を融解して、それぞれ235個、257個が生き残り、移植により33匹、22匹の子供が得られ、それぞれ4匹、1匹のTgマウスが得られた。未凍結受精卵及び凍結受精卵ではTgマウス作成効率に有意な差が認められるが、受精卵に遺伝子を注入した後に凍結保存を行ってもTgマウネが作成できることが分かった。今後、受精卵に遺伝子を注入した後の凍結保存によるTgマウス作成効率について更に検討を行う予定である。

Report

(3 results)
  • 2003 Annual Research Report
  • 2002 Annual Research Report
  • 2001 Annual Research Report

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Published: 2001-04-01   Modified: 2016-04-21  

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