国際会議「新生代太平洋の海況変化が及ぼす環境への影響」の企画調査
Project/Area Number |
13894014
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
Stratigraphy/Paleontology
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
小笠原 憲四郎 筑波大学, 地球科学系, 教授 (20110653)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
柳沢 幸夫 産業技術総合研究所, 地球科学情報研究部門, グループ長
本山 功 筑波大学, 地球科学系, 講師 (80295295)
久田 健一郎 筑波大学, 地球科学系, 助教授 (50156585)
大口 健志 秋田大学, 工学資源学部, 教授 (40006664)
尾田 太良 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60108454)
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Project Period (FY) |
2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | 新生代 / 地史事件 / 太平洋 / 海洋の開閉 / 生物群集 / イベント / 日本列島 / 古環境変遷 |
Research Abstract |
近年の国際共同研究成果から、新生代の太平洋と他の海洋開閉史の基本的枠組みが判明し、パナマ海峡など5つの主要海路の開閉関係から太平洋の7段階の海況変化過程が提言されている。これに基づき、本邦の地史的事件について、その変化過程と地史的事件の内容について多角的に再評価した。特に海況変化がもたらす生物群集への影響について、多くの分類群から提言がありその内容について相互に検討することができた。検討会は平成13年12月中旬の3日間にわたり、つくば国際会議場にて開催した。また関連する話題とその資料調査などで本研究代表者などが、琉球大学や東北大学などに出向き、関係研究者と議論した。その話題の主なものは次の通りである:新生代生物年代尺度と放散虫群集の変遷;古気候変遷と植物化石群の変遷の対応;カリブ海ならびに東部赤道太平洋地域の石灰質ナンノ化石群集と古海洋環境の変遷;渦鞭毛藻化石層序と古環境変遷;日本列島のテクトニクスと応力場の変遷;東北本州弧の火山活動変遷;日本列島の統合地史;嶺岡帯の発達史;関東の中新統対比と地史イベント;関東のイベントと日本列島の屈曲;シークエンス層序からの堆積イベント;東北地方新第三系の最近の複合生層序の諸例;浮有孔虫生層序と古環境;底生有孔虫のイベント;珪藻化石の群集変遷と古環境;石灰質ナンノ化石群集の変遷と古海洋環境の復元。このような話題提供と、本企画研究に直結していたユネスコのIGCP-423提案が不採択となったことを考慮して、当面は新生代イベントの年代と解釈などの精度をさらに高める努力をすすめ、来年度新たな国際シンポジウムを提言するよりは、2003年にタイ国チェンマイで開催予定の第8回太平洋新第三紀対比計画(CPNS)のシンポジウム企画として提言することとした。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)