Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小澤 一仁 東京大学, 大学院・理学研究科, 教授 (90160853)
新井田 清信 北海道大学, 大学院・理学研, 助教授 (30111149)
荒井 章司 金沢大学, 理学部, 教授 (20107684)
高橋 奈津子 千葉大学, 理学部, 助手 (50261897)
高澤 栄一 新潟大学, 理学部, 助教授 (80222082)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2001: ¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
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Research Abstract |
2001年7月21日から25日にわたって,北海道様似町の様似町公民館及びアポイ山荘会議室にてシンポジウム「かんらん岩とマントルプロセス」を開催した.本集会は2002年8-9月北海道様似町で開催予定の第4回国際ワークショップ「造山帯レルゾライトとマントルプロセス」に向けて国内の準備体制を強化し,国内の研究をより一層推進するためのものであった.21日,22日及び23日の夜間は室内講演会,討論会を行った.また23日,24日は幌満かんらん岩の野外地質巡検を実施した.全国の大学から教官21名,学生,院生11名の計32名が参加し,室内討論会では19編の口頭発表と7編のポスターの発表がなされた.カバーしたテーマは岩石学,構造地質学・実験岩石学・微量元素・同位体地球化学,地球物理学,など多方面にわたり,短期間であったが集中的な討議ができた.野外地質巡検では,2002年の本会議の時の巡検予定コースを実地に検討することで幌満かんらん岩の研究の最前線を野外で検証し知識を参加者間で共有する事ができた.25日は関係者で準備委員会を行い,様似町側と詳細な準備打ち合わせを行った.なお本シンポジウムで発表された講演の要旨は別に冊子にまとめ参加者,関係者に配布するべく3月現在準備中である. 9月下旬には金沢において準備委員会を開催し,本会議のセカンドサーキュラーの骨子を作成,その後関係者間で協議を続けることにより,11月にセコンドサーキュラーを完成させweb上で公開するとともに,世界に配布した・またこの間海外の組織科学プログラムメンバーとも意見を交わし,会議のプロシーディングをJ.Petrolgyに出すこと,またそのゲストエディターのメンバーを決定し2002年の国際会議に向けて準備を大きく進めることができた.
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