Project/Area Number |
13895021
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
無機工業化学
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
町田 憲一 大阪大学, 先端科学技術共同研究センター, 教授 (00157223)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
巨海 玄道 九州大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00111146)
櫛田 孝司 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 教授 (00013516)
足立 吟也 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60029080)
福永 博俊 長崎大学, 工学部, 教授 (10136533)
出来 成人 神戸大学, 工学部, 教授 (10101065)
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Project Period (FY) |
2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2001: ¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
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Keywords | 希土類磁石 / 希土類蛍光体 / ファイバ用増幅器 / 水素吸蔵合金 / 希土類触媒 / 希土類金属間化合物 / 希土類複合酸化物 / 希土類系ガラス |
Research Abstract |
本調査研究は、大きく分けて4つの研究課題から成り立っており、多様な専門分野に従事する研究者がそれぞれを担当する形で研究を推進した。本研究課題に対する各研究グループの具体的な企画調査結果は以下の通りである。 1.希土類基礎物性の理解と新物性・新機能の探索(担当者:館脇、巨海、加藤、兼松、半沢、町田担当) 相対論を用いた4f電子状態の理論計算を行い希土類材料物性の理解と新規物性の予測を行った。また、極限条件下での磁性ならびに光学物性の測定を行い、新規物性の発現の可能性を考察した。 2.自己組織化による希土類材料の超微細加工と物性制御(担当者:出来、木島、佐藤、小松、増井、今村、垣花、町田担当) 化学反応性ならびに化学的親和性に基づく自己組織化プロセスを利用して、様々な形態を有する材料を作製する技術を開発すると共に、極短パルスレーザ照射、ケミカルファイリング、ナノCVDなどによる超微細加工技術の可能性を調査した。 3.希土類系電磁材料の開発とデバイスへの応用(担当者:山元、福永、小林、杉本、町田担当) 希土類金属間化合物を中心に薄膜化、微粒子化等の形態制御を行うと共にこれらを異相と組み合わせた複合体や多層膜とし、交換結合型高性能力磁石、超磁歪材料、磁気抵抗効果を利用した磁気メモリ素子の設計を行った。 4.希土類系フォトニクス材料の開発とデバイスへの応用(田中、野上、栗田、成毛、田部、町田担当) 希士類系化合物結晶およびガラスを中心に、真空紫外線を用いた新規フォトニクスデバイスの可能性を検討した。また、希土類イオンや錯体をドープしたガラスおよび微粒子を作製し、光メモリ特性とレーザ発振・増幅機能を中心としたフォトニクスデバイスやファイバとしての材料機能を明らかにした。 5.研究成果の総合評価と今後の展望(足立、櫛田、藤井担当) 本研究で得られた成果を総合的に評価し、希土類系次世代先端材料としての可能性を検討した。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)