Project/Area Number |
13897001
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
General medical chemistry
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
三浦 直行 浜松医科大学, 医学部, 教授 (40165965)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
里方 一郎 新潟大学, 大学院・医歯学総合研究所, 教授 (70170800)
横山 高彦 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (70191525)
栗原 裕基 熊本大学, 発生医学研究センター, 教授 (20221947)
竹内 隆 三菱化学生命科学研究所, 先端研究部門, 主任研究員
瀧原 義宏 大阪府立成人病センター研究所, 生化学部門, 総括研究員 (60226967)
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Project Period (FY) |
2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2001: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | 心臓 / 大血管 / 形態形成 / 先天性奇形 / 分子遺伝学 / 発生工学 / ノックアウトマウス / 突然変異 |
Research Abstract |
本研究課題は、心臓大血管の胎児期における形態形成の分子機構と先天性心疾患の原因究明のための特定領域研究を申請するための企画調査をすることを目的としている。 5月のダラスにおけるワインシュタイン国際会議そして、6月、7月と心臓、大血管、リンパ大血管の最新文献を調査するにつれて、当初の計画では不十分であることが明らかになってきた。そのうちの一つは、FOXC2遺伝子がヒト遺伝病(先天性リンパ水腫)の原因遺伝子であり、大血管とリンパ管が密接な関係をもっていることを示している。そこで研究代表者がリンパ管研究の第一人者であるフィンランドのKari Alitalo教授の研究室を訪れ、その周辺の最新情報を収集した。 9月初めに、第1回班会議を行い、日本の心臓大血管の研究者の現状を分析したところ、残念ながら日本には独創的な研究をしている研究者はある程度いるが、特に心臓の形態形成に関して直接的に研究している研究者は日本にほとんどいないことが、明らかになった。調査の結果、心臓の形態形成の研究はアメリカが世界をリードしており、また研究者の層も厚いことが明らかになった。また、この班会議では、先天性心疾患患者の遺伝子解析の必要性の議論もなされた。この点に関して、研究代表者が中国医科大学を11月に訪れ、中国における先天性心疾患についての情報を集めた。 平成14年1月の新しい3名を加えた第2回班会議では、さらに準備をして、平成15年度発足特定領域研究の申請(申請時期 平成14年11月)をする方針が決定された。その準備のために、研究代表者は同研究室大学院生玉越とともに、キーストン国際会議に参加し、心臓の形態形成研究に関する世界最新情報を収集した。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)