次世代深宇宙探査で明らかにする初期銀河形成と宇宙再電離
Project/Area Number |
13F03016
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Astronomy
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
大内 正己 東京大学, 宇宙線研究所, 准教授 (40595716)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
YUMA Suraphong 東京大学, 宇宙線研究所, 外国人特別研究員
YUMA Suraphong 東京大学, 宇宙線研究所, 外国人特別研究員
|
Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
|
Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
|
Keywords | 銀河天文学 / 銀河進化 / 高赤方偏移 |
Outline of Annual Research Achievements |
遠方の広がった輝線を広範囲に示す[OII] Blob天体は、この研究課題により明らかにされた(Yuma et al. 2013, ApJ, 779, 53)。我々は、[OII]輝線だけでなく、その電離度および元素の異なる[OIII]輝線およびHa輝線で広がった[OIII] blobおよびHa blobについても既存の狭帯域撮像データを元に探査を行った。その結果、これら[OIII] blobおよびHa blobが存在することが分かった。既存の[OII] Blob天体に加え、これら新たな天体に対してMagellan/LDSS3とSubaru/FOCASによる可視光分光およびKeck/MOSFIREによる近赤外線分光を行ったところ、FeII2587,2600およびMgII2796,2803の吸収線とHa6563および[NII]6584、[SII]6571輝線の検出に成功した。得られた輝線と吸収線からアウトフローが確認され、これらのblob天体全般がアウトフロー起源であることが分かった。これらの結果の一部はHarikane et al. (2014, ApJ, 794, 129)で出版されている。結果の全容はYuma et al.の論文にまとめられつつあり、後者は年内に投稿される予定である。
|
Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Report
(2 results)
Research Products
(8 results)