リモートセンシングと現地実験を併用するアジアの水環境汚染に関する調査研究
Project/Area Number |
13F03045
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Environmental dynamic analysis
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Research Institution | Ibaraki University |
Principal Investigator |
湊 淳 茨城大学, 理工学研究科, 教授 (00209826)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
DAHANAYAKA Dahanayakage Don 茨城大学, 理工学研究科, 外国人特別研究員
D.D.G.L. Dahanayaka 茨城大学, 理工学研究科, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 水環境 / クロロフィル / マングローブ / 衛星データ / リモートセンシング / 水質 / KISSEL / ASTER / データベース / クロロフィル―a / アジア |
Outline of Annual Research Achievements |
地球環境の変動に伴い,アジア地域では水環境の保全が大きな問題となっている.中国では河川の水質汚染が社会問題となっており,スリランカなど南アジア地域では開発に伴うマングローブの破壊が問題となっている. 特にクロロフィルaを指標とした富栄養化に注目し,衛星データからのクロロフィルa濃度の導出と現地でのサンプリングによる検証を並行して進めてきた.この結果,スリランカの汽水域を中心として富栄養化に関する様々な知見が得られた.またスリランカの海岸域においてASTER衛星データからクロロフィルaを導出する複数のアルゴリズムの比較を行った.現地データとの比較を行い,最適なクロロフィルa導出アルゴリズムを見出した. スリランカのNegombo河口域において,衛星データおよび現地データを用い20年間のクロロフィルaの変動を分析した.この結果特に2000年から2011年の期間に,富栄養化が進んだことを見出した.本研究で用いた分析手法を利用することにより,現地で頻繁に発生する魚の突然死などの予防・対策が可能であることを明らかにした. さらに沿岸域の水環境をモニタリングするための低価格,低消費電力のネットワークセンシングシステムを開発した.小型Linuxボードをベースとして,分光器,カメラ,CO2センサ,気温センサ,気圧センサ,GPSモジュールなどを制御し,データを記録,解析できるシステムを開発し,性能評価を行った.
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(9 results)