日伊辞典のための「現代日本語書き言葉均衡コーパス」からのコロケーション抽出
Project/Area Number |
13F03790
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Linguistics
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Research Institution | National Institute for Japanese Language and Linguistics |
Principal Investigator |
前川 喜久雄 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 言語資源研究系, 教授 (20173693)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
STRAFELLA Elga 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, コーパス開発センター, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2013-04-26 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2013: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | コロケーション / コーパス / イタリア人日本語学習者 / コロケーション辞典 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、①網羅性の高いコロケーションのリストの作成、②イタリア語を母語とする学習者に対してアンケートおよび面接調査によるコロケーション学習の困難に関する情報収集、③習上の問題に配慮した形で、イタリア人学習者を対象とした日本語コロケーション辞典のプロトタイプを試作、の3段階で実施することを想定していた。 現在までに実施できた研究内容は、『現代日本語書き言葉均衡コーパス』からのコロケーション候補抽出の効率化に関する研究(2013~2014年度)と、抽出されたコロケーション候補の一部を対象としたイタリア人学習者に対するアンケートおよび面接調査による情報収集の二点(2014年度)である。これらは、先述の三段階うち、第二段階までに該当する。 2014年度にイタリアで実施したアンケート調査および面接調査では、学習者の知識が動詞よりも名詞に偏っていることが確認でき、コロケーション辞典の見出し語は、動詞よりもむしろ名詞中心に構成すべてであることを示唆する結果が得られたのは貴重な成果であった。 これらの成果は「コーパス日本語学ワークショップ」をはじめとする国内外の研究会・学会で発表してきている。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)