Project/Area Number |
13J00237
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Neuroscience in general
|
Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
下門 大祐 慶應義塾大学, 医学研究科, 特別研究員(DC1)
|
Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
|
Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
|
Keywords | 疾患特異的iPS細胞 / 球脊髄性筋萎縮 / 神経筋接合 / 球脊髄性筋萎縮症 / ヒト人工多能性幹細胞 / 運動ニューロン / 骨格筋 / 神経筋結合 / 球脊髄性筋萎縮症(SBMA) / non-cell autonomous |
Outline of Annual Research Achievements |
球脊髄性筋萎縮症の患者4名より疾患特異的iPS細胞を各患者につき複数クローンずつ樹立し、その品質評価を行った。続いて、効率的かつ迅速な運動ニューロンの分化誘導系を構築した。また、運動ニューロンに特異的に発現する遺伝子であるHB9のレポーターシステムを構築し、きわめて効率の高い運動ニューロンの標識および純化方法を構築した。また、hMyoD1遺伝子の導入により、効率の高い骨格筋の分化誘導系を構築した。 次に、疾患特異的iPS細胞より運動ニューロンを誘導し、遺伝子発現を解析する事により、先行研究でも認められた、VEGFシグナルの異常が軽微ながら認められた。CGRP1の発現亢進とそれに伴うc-Junのリン酸化も観察され、初期の病態が再現出来たと考えられるが、発症の直接的な原因と考えられるアンドロゲン受容体の凝縮体形成やリガンド依存的な細胞死は観察出来なかった。これは先に見られた病態が、比較的初期の軽微な病態を反映しているためと考えられる。今後は薬剤によって加齢等による運動ニューロンへのストレスを再現し、より顕著な病態を観察する予定である。 次に、運動ニューロンと骨格筋にそれぞれ生じる病態が協奏的に球脊髄性筋萎縮症の病態を形成する可能性を考え、運動ニューロンと骨格筋の共培養系を構築を試みた。先の方法によって誘導した運動ニューロンは骨格筋に対して投射する能力を持ち、蛇毒であるブンガロトキシンによって認識される機能的な神経筋接合を形成した。現在、神経近接合をリアルタイムにイメージングする手法を構築している。
|
Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Report
(3 results)
Research Products
(4 results)
-
[Journal Article] Rapid, efficient, and simple motor neuron differentiation from human pluripotent stem cells.2015
Author(s)
Shimojo D, Onodera K, Doi-Torii Y, Ishihara Y, Hattori C, Miwa Y, Tanaka S, Okada R, Ohyama M, Shoji M, Nakanishi A, Doyu M, Okano H, Okada Y
-
Journal Title
Mol Brain
Volume: 8
Issue: 1
Pages: 79-93
DOI
Related Report
Peer Reviewed / Open Access
-
-
-