麹菌のヒストン脱アセチル化酵素遺伝子AoHst4の二次代謝制御機構の解析
Project/Area Number |
13J01633
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Applied microbiology
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Research Institution | National Research Institute of Brewing (2014) Hiroshima University (2013) |
Principal Investigator |
河内 護之 独立行政法人酒類総合研究所, 醸造技術基盤研究部門, 特別研究員(PD) (70771294)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | Aohst4 / Aospt3 / LaeA / 二次代謝 / 分化 / SAM / Aspergillus / 菌類特異的HDAC / laeA |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、Aospt3とlaeA及びAohst4(以下hstD)による二次代謝制御機構解明並びにhstDの下流因子であるLaeAタンパク質の核局在機構について解析した。 1. Aospt3とhstDとlaeAの関係について 糸状菌における重要な二次代謝と分化の制御因子であるlaeAとの関連について検討する為、Aospt3破壊株におけるlaeAの遺伝子発現についてノーザン解析を行った。その結果、Aospt3破壊株においてlaeAは高発現していることが明らかとなった。さらに、ΔlaeA ΔAospt3 二重破壊株、ΔlaeA Aospt3 高発現株、ΔAospt3 laeA高発現株を用いた遺伝学的な解析を行った。その結果、Aospt3は、laeAの上流で機能していることが明らかとなった。さらに、hstD、laeA、Aospt3の関係性を明らかとする為、ΔhstD ΔAospt3 二重破壊株、ΔhstD Aospt3 高発現株、ΔAospt3 hstD高発現株を用いた遺伝学的な解析を行った。その結果、hstDとAospt3は、非依存的にlaeAを介し、二次代謝と分化の制御を行っていることが明らかとなった。 2. LaeA の核局在機構について これまでの研究により、hstDとAospt3の下流因子であるlaeAが機能するためには、S-adenosyl methionine(SAM)と結合する事及び核に局在する事が重要であることが分かっている。そこでLaeAを発見した研究室であるUniversity of Wisconsin-MadisonのNancy Keller 研究室に滞在し、糸状菌のモデルであるAspergillus nidulansを用いて、SAMがLaeAの核局在に与える影響について解析した。その結果、SAMは、LaeAの核局在において重要な役割を担うことが明らかとなった。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)