Research Project
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
本研究課題では,(1)粗さ感や硬さ感などの素材の材質感,押すや撫でるなどの素材への触察行動,および,触れてみたさの度合いを相互に設計する方法の開発,(2)触察行動が誘引される理由を説明する仮説の検証を行った.(1)に関しては,触察行動,触れてみたさ,材質感を表す特徴量を実験を通して取得し,ベイジアンネットワークを用いることで特徴量間の関係を表す確率モデルを構築した.構築されたモデルを用いることで,特定の触れ方を誘引しやすい素材の設計(材質感の推定)が可能となった.また,(2)に関して,(1)で構築された確率モデルを用いることで,触察行動を誘引する素材は,際立った材質感を有するとともに,誘引された触察行動はその際立った材質感を体験するに適した行動であることが明らかになった.この結果,触察行動誘引現象のメカニズムの一端が説明された.以上の成果は,当該分野の有力誌(IEEE Trans. on Haptics)に採択された.
26年度が最終年度であるため、記入しない。
All 2014 2013
All Journal Article (2 results) (of which Peer Reviewed: 2 results, Acknowledgement Compliant: 1 results) Presentation (5 results) Book (1 results)
IEEE Transactions on Haptics
Volume: 7 Issue: 3 Pages: 345-355
10.1109/toh.2014.2321575
International Journal of Affective Engineering
Volume: 12 Issue: 3 Pages: 375-384
10.5057/ijae.12.375
130004597642