日本列島周辺における地震発生深度での応力場・摩擦強度の絶対値に関する研究
Project/Area Number |
13J03578
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Solid earth and planetary physics
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
吉田 圭佑 東北大学, 理学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 絶対応力 / 摩擦強度 / 応力テンソルインバージョン / 震源メカニズム / 地殻応力の空間変化 / 2011年東北地方太平洋沖地震 / 2008岩手・宮城内陸地震 / 主応力軸方向の変化 / S波偏向異方性 / 地形応力 / 断層強度 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度の研究において、本研究の目的を東北日本において達成した。本研究の目的とは、次のようなものであった:「日本国内での地震を発生する原因となる地殻内の応力場・断層強度の絶対値の推定を多面的に行い,統合的な知見を得る.また,そもそもの地殻内の応力場の形成原因を量的に検討する」 具体的には、「地震発生深度での絶対応力・強度の推定」を、次の二通りのアプローチにより行った。 (1) アプローチの一つ目では、前年度までに検出することに成功していた東北日本の応力方向の空間変化と地形分布との相関を利用して行った (2) アプローチの二つ目では、2008年岩手・宮城内陸地震と2011年福島県浜通りの地震と言う二つの大地震震源域において応力方向の空間不均質性を検出し、それを大地震の擾乱と関係付けることにより行った いずれの場合も、東北日本地殻内の差応力が 20 MPaと言う、通常の岩石に摩擦滑りを引き起こすには、非常に小さな値が得られた。このことは、地震発生の際に地殻流体などの要因が岩石の強度を低下させていることを示唆する。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(11 results)
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[Journal Article] Pore pressure distribution in the focal region of the 2008 M7.2 Iwate-Miyagi Nairiku earthquake2014
Author(s)
Yoshida, K., A. Hasegawa, T. Okada, H. Takahashi, M. Kosuga, T. Iwasaki, Y. Yamanaka, H. Katao, Y. Iio, A. Kubo, T. Matsushima, H. Miyamachi, and Y. Asano
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Journal Title
Earth, Planets and Space
Volume: 6
Issue: 1
Pages: 59-59
DOI
Related Report
Peer Reviewed / Open Access / Acknowledgement Compliant
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