p53誘導性ホスファターゼPPM1Dによる精子形成過程M期調節機構の解明
Project/Area Number |
13J03632
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Functional biochemistry
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
小境 夕紀 北海道大学, 総合化学院, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 精巣分化 / アポトーシス / 細胞周期 / 脱リン酸化酵素 / 精子形成 / 細胞分裂 / ホスファターゼ / スプライシングバリアント |
Outline of Annual Research Achievements |
造精機能障害は男性不妊の原因の1つであり、そのメカニズムの解明や治療法の開発が強く望まれている。精子形成過程では、細胞分裂(M期)の調節が極めて重要な機構である。脱リン酸化酵素PPM1Dのノックアウトマウスは精巣形成に異常が見られることが報告されている。PPM1DはスプライシングバリアントPPM1D605およびPPM1D430が存在し、PPM1D430は精巣特異的に発現する。そこで本研究では、「PPM1D605およびPPM1D430のタンパク質レベル調節および細胞周期に及ぼす詳細な分子制御機構の解明」を目的として、PPM1Dのタンパク質量の変化がM期を制御するメカニズムを明らかにする。さらに、精子形成過程におけるPPM1D430によるM期調節機構を解析し、PPM1Dの細胞周期における機能および精巣形成機構の解明」を目指す。 本年度は、PPM1D605およびPPM1D430に特有なC末端領域の違いによるPPM1Dのタンパク質量や特異的な機能を同定するため、テトラサイクリン誘導shRNA発現システムの構築を目指した。まず、PPM1D430のみを特異的にノックダウンできるコンストラクトおよび2つのバリアントを共にノックダウンできるコンストラクトを作製した。つづいて、それらをそれぞれ細胞内に導入し薬剤耐性細胞を選択し、安定細胞株を作製した。また、EGFP-PPM1D605、EGFP-PPM1D430、EGFP-PPM1D(1-420)を細胞内で発現させると、C末端の違いにより局在変化が観察された。さらに、それらのタンパク質はPPM1D605と比較してタンパク質の安定性が高いことも示唆された。これらの結果は、C末端が異なるPPM1D605およびPPM1D430のタンパク質レベル調節および細胞周期に及ぼす詳細な分子制御機構の解明のために重要な発見であると考えられる。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(10 results)