強磁性細線中における磁壁電流駆動の磁化ダイナミクスの解明
Project/Area Number |
13J06569
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Nanostructural science
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Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
山田 啓介 電気通信大学, 情報理工学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥3,960,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 磁壁 / 磁化ダイナミクス / 数値シミュレーション / スピントランスファー / TbFeCo / 磁気光学カー顕微鏡 / Co/Ni |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度の研究実施計画は、「電流によるPdNi細線中の磁壁伝搬観測と磁化ダイナミクスの検証」であった。交付申請書で記載した三年目の目標には達しなかったが、研究課題である「強磁性細線中における磁壁の磁化ダイナミクスの解明」という点では、期待以上に研究が進展した。特に、「界面効果が存在する系での磁壁磁場駆動のシミュレーション解析」に関する論文を一報発表し、垂直ブロッホラインの動的ダイナミクスに関して新しい知見を発表することができた。また京都大学との共同研究で、垂直ブロッホラインに関する論文を報告し、磁壁内の磁化ダイナミクスに関する解明研究に大いに貢献した。これらの研究は、今後の更なる研究の展開も期待できる。 他の研究として、「Fe系軟磁性体中の粒界形状による磁壁ピン留め効果」に関する論文を一報発表した。さらに、「傾斜電界における磁壁移動のシミュレーション解析」に関する論文が掲載予定である。これらの研究は、強磁性細線中における磁壁の移動現象と磁化ダイナミクスに関する論文で、研究実施計画には記載していない内容であったが、研究課題に沿う研究で、新しい知見を磁性分野に与えることができた研究成果である。 また、所属研究室の研究での取組では、学生の指導にも務め、積極的に研究結果を国内または国外の学会で発表した。その成果は、国内で日本磁気学会に6件、日本物理学会では計5件、また国外では9件の発表を行った。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(38 results)
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[Journal Article] Capability of insulator study by photoemission electron microscopy at SPring-82013
Author(s)
T. Ohkochi, M. Kotsugi, K. Yamada, K. Kawano, K. Horiba, F. Kitajima, M. Oura, S. Shiraki, T. Hitosugi, M. Oshima, T. Ono, T. Kinoshita, T. Muro, Y. Watanabe
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Journal Title
Journal of Synchrotron Radiation
Volume: 20
Issue: 4
Pages: 620-625
DOI
Related Report
Peer Reviewed
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