クラウドコンピューティングを指向した仮想化技術に関する研究
Project/Area Number |
13J07177
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Computer system/Network
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
穐山 空道 東京大学, 情報理工学系研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | データセンタ / 仮想マシン / クラウドコンピューティング / 消費電力 / ライブマイグレーション / 仮想化技術 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は高速・高効率なライブマイグレーションと仮想マシンの実行時集約によってデータセンタの消費電力の削減率を評価研究した。具体的には昨年度までに実装したライブマイグレーション高効率化手法を既存のクラウドデータセンタシミュレータ上でシミュレートし、仮想マシンの大規模配備および実行時集約と組み合わせた際の消費電力削減量の定量的評価・既存手法との比較を行った。評価の結果、高効率化されたライブマイグレーションを用いることで通常のライブマイグレーションを用いる場合と比較して最大4パーセント程度の消費電力削減が達成されることが明らかになった。得られた成果はIEEE International Conference on Cloud Computing Techonology and Science (CloudCom)にて発表した。 本研究の意義は、「データセンタ全体」のレベルでの消費電力削減量を「定量的に」見積もったことである。ライブマイグレーションを用いて仮想マシンを集約しデータセンタの消費電力を削減すること、またライブマイグレーションを高効率化する技術に関しては多くの既存研究が存在する。しかしこれらの研究では、単一のマイグレーションの時間的・計算リソース的コストがどの程度削減されるかのみが評価されているため、実際にデータセンタ全体でどの程度消費電力が削減できるかは明らかではない。本研究の結果によって、ライブマイグレーションの導入による消費電力量と運用コスト・リスク上昇をデータセンタ事業者が定量的に比較し判断することが可能になる。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)