オリゴヌクレオチドを用いた新規遺伝子発現制御法の開発
Project/Area Number |
13J09123
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Chemistry related to living body
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
草野 修平 東北大学, 多元物質科学研究所, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,070,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2013: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | アミノグリコシド / オリゴヌクレオチド / ナンセンス変異 / リードスルー |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、アミノグリコシド-オリゴヌクレオチド複合型分子によるPremature stop codon選択的なリードスルー法の構築を目指し、アミノグリコシド系抗生物質の官能基選択的な化学修飾法について重点的に検討を行った。 本研究課題の遂行において鍵となるのが、リードスルー活性化の高いアミノグリコシド誘導体をいかに効率的に合成できるかという点である。アミノグリコシドは反応性官能基であるアミノ基および水酸基を同一分子内に複数持つ複雑な構造を有する化合物である。したがって、アミノグリコシド上の一つの官能基を選択的に化学修飾するためには保護・脱保護など多段階の合成過程を必要とする。また、化学修飾可能な官能基の位置も限定的である。これらのアミノグリコシドの化学的性質により、リードスルー活性の高いアミノグリコシド修飾体を得ることが困難となっており、研究遂行の大きな問題点となっていた。この問題点を解決し研究課題の進展を計るべく、ペプチド型触媒を用いたアミノグリコシドの官能基の選択的な化学修飾法の開発に従事した。ペプチド型触媒は多点水素結合によりアミノグリコシド上の特定の官能基を認識し、化学修飾することが可能であると考えた検討を行った。ペプチド触媒の構造や各種反応条件を精査した結果、アミノグリコシドの官能基選択的な化学修飾法に関して重要な知見を得ることに成功した。以上の検討により得られた結果は研究課題の進展に大きく寄与するものと考えられる。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)