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生物種間を通じて共通して発現する生殖細胞特異的遺伝子群に着目した進化学研究

Research Project

Project/Area Number 14011239
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section Biological Sciences
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

吉村 康秀  九州大学, 大学院・医学研究院, 助手 (60263307)

Project Period (FY) 2002
Project Status Completed (Fiscal Year 2002)
Budget Amount *help
¥5,100,000 (Direct Cost: ¥5,100,000)
Fiscal Year 2002: ¥5,100,000 (Direct Cost: ¥5,100,000)
Keywords生物進化 / レトロポゾン / イントロレンス遺伝子 / 生殖細胞 / ゲノム
Research Abstract

研究代表者は、これまで生殖細胞における'翻訳されるレトロポゾン化したイントロンレス遺伝子'に着目して研究を展開してきた。このような遺伝子について、平成14年度においてはこれまでの研究成果を哺乳類(マウス・ヒト)において発現臓器・発現量などについて体系化し、そのゲノム構造まで含めてまとめ、データベースとして公開した(http://dtbcog.gen-info.osaka-u.ac.jp/)。
生殖細胞は世代を超え、あるいは太古の地球においては生物種を超えて生物進化と共に受け継がれてきた細胞である。生殖系列という考えのもとでは、生殖細胞の連続性は基本的には生命の起源にまで遡る。研究代表者は、これまでレトロポゾン化によるゲノムへの新規遺伝子の付加が生物の進化にどのような影響を与えてきたのかを探ることを目的として哺乳類→鳥類→両生類→魚類…と他生物種において進化を遡るようにこれら遺伝子のorthlogous geneの存在を探索してきた。平成14年度は東北大学臨海実験所の稲葉一男助教授と共同で、解読の終わったホヤゲノムシークエンスにおいて、これまでの解析からその重複時期が古いと推定されるイントロンレス遺伝子に関してorthologous geneの探索を開始し、すでに10個の遺伝子に関してホヤにおいてもイントロンレスであることを確認した。現在もマウス・ヒトにおけるデータベースの充実を図るとともに、ホヤにおけるイントロンレス遺伝子の探索を継続している。

Report

(1 results)
  • 2002 Annual Research Report

URL: 

Published: 2002-04-01   Modified: 2018-03-28  

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