遺伝性角膜変性症の原因遺伝子検索・SNP解析・角膜発現プロモーターに関する研究
Project/Area Number |
14013039
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
西田 幸二 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (40244610)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田野 保雄 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (80093433)
岡田 正喜 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (90344457)
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Project Period (FY) |
2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥4,500,000 (Direct Cost: ¥4,500,000)
Fiscal Year 2002: ¥4,500,000 (Direct Cost: ¥4,500,000)
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Keywords | ミースマン角膜上皮変性症 / 膠様滴状角膜変性症 / 斑状角膜変性症 / フックス角膜内皮変性症 / 原因遺伝子 / SNP解析 / 発現プロモーター |
Research Abstract |
我々は、過去4年間の間に小口病(Nat Genet.1997)、ミースマン角膜上皮変性症(Am J Hum Genet.1997)、格子状角膜変性症3型(Am J Hum Genet.1998)、膠様滴状角膜変性症(Nat Genet.1999)、Leber先天盲(PNAS.1998)、網膜色素変性症(Nat Genet.1999)、斑状角膜変性症(Nat Genet.2000)の原因遺伝子を世界に先駆けて発見することに成功した。 角膜変性症では、ケラトエピセリン遺伝子について角膜変性症家系150家系の解析を終了した。また、同様に膠様滴状角膜変性症、斑状角膜変性症、ミースマン角膜上皮変性症の各変性症の原因遺伝子変異も解析を終了した。 フックス角膜内皮変性症16家系に対し、原因遺伝子であるCOL8A2の変異を解析した。新規のミスセンス変異を2種類(Arg155Gln, Thr502Met)発見した。 斑状角膜変性症のノックアウトマウスを作成し、生後1年間角膜病変を解析した。マクロでは角膜病変を認めなかったが、電顕レベルでは特徴的なコラーゲン構造の乱れを認めた。 網膜疾患の解析では、本邦におけるスタルガルト病の遺伝子解析を実施し、日本人特有のABCA4遺伝子のnull mutationを4種類新たに発見した(IOVS 2002)。また、小口病を含む先天性停止性夜盲症の遺伝子解析を名古屋大学と共同研究し、arrestin, Rhodopsin kinaseのnull mutationを新たに発見した(IOVS in press)。 開放隅角緑内障では、染色体3q21-q24領域のGLC1Cに注目し、位置的候補遺伝子アプローチを開始した。現在までに11遺伝子のスクリーニングが終了している。その中で、GRPK7のエクソン1内に1塩基欠失SNPを発見し、case-control studyにおいて、そのSNPの頻度に有意差を認めた(p=7.4x10^<-4>)。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)