Project/Area Number |
14014205
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
五十嵐 一衛 千葉大学, 大学院・薬学研究院, 教授 (60089597)
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Project Period (FY) |
2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥5,800,000 (Direct Cost: ¥5,800,000)
Fiscal Year 2002: ¥5,800,000 (Direct Cost: ¥5,800,000)
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Keywords | ポリアミン / スペルミジン / σ^<38> / RF2 / アンチザイム / ポリアミンモジュロン / FecI(σ^<18>) |
Research Abstract |
1.大腸菌においてポリアミンにより合成促進を受ける蛋白質として、オリゴペプチド輸送に関わるオリゴペプチド結合蛋白質、アデニル酸シクラーゼに次いで、RNAポリメラーゼσ^<38>因子を見出した。σ^<38>因子のポリアミンによる合成促進は、N末端から33番目の終止コドンUAGのread through促進によるものであった。このポリアミンによる促進は、UAG依存のsuppressor Gln-tRNA^<Gln>のリボソームへの結合がポリアミンにより促進を受けるためであった。 2.大腸菌では終結因子RF1のmRNAの26番目に終止コドンが存在し、+1 frameshiftによりRF2が合成される。このRF2合成に対するポリアミンの効果を検討したところ、ポリアミンは+1 frameshiftを促進しないことが明らかとなった。一方、マウスのアンチザイムmRNAの+1 frameshiftに対するポリアミンの効果を大腸菌で検討したところ、ポリアミンは真核細胞の場合と異なり強く+1 frameshiftを阻害することが明らかとなった。 3.大腸菌でポリアミンにより翻訳レベルで合成促進を受ける蛋白質をポリアミンモジュロンと命名し、ポリアミンモジュロンの更なる同定とポリアミンモジュロンにより発現調節を受ける遺伝子の同定を試みた。ポリアミンモジュロンとして新たにFecI (σ^<18>)とDNA結合蛋白質Craを同定した。また、ポリアミンにより転写促進を受ける遺伝子として2742種のmRNAのうち309種を同定した。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)