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仕様/環境の変化に対応するソフトウェアのためのエージェント指向開発方法論の構築

Research Project

Project/Area Number 14019086
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section Science and Engineering
Research InstitutionKeio University

Principal Investigator

飯島 正  慶應義塾大学, 理工学部, 助手 (20245608)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉岡 信和  国立情報学研究所, 知能システム研究系, 研究員
Project Period (FY) 2002
Project Status Completed (Fiscal Year 2002)
Budget Amount *help
¥5,000,000 (Direct Cost: ¥5,000,000)
Fiscal Year 2002: ¥5,000,000 (Direct Cost: ¥5,000,000)
Keywordsエージェント / ポリシ / 適応 / ディペンダブル・コンピューティング / セキュア・ネットワーク / ソフトウェア工学 / 人工知能 / 情報システム
Research Abstract

本年度は,前年度に行ったエージェント指向開発方法論,ポリシ記述言語,義務論理によるポリシ競合解消方式の研究をふまえ,それを発展させるとともに,応用事例の策定と,その事例に適したポリシ解析手法の研究を行った.
エージェント指向開発方法論はロールとインタラクションに着目した方法論であり,本研究計画では別途研究開発を進めている進化型エージェントアーキテクチャを対象としている.同アーキテクチャは,(a)対象システムを構成し,なおかつ自律的に「変化」を捉えて,それに必要な機能を実現する対象エージェント群と,(b)組織のポリシ(たとえばセキュリティポリシ)に従い,その全体の整合性を取る監視/調整系エージェント群から構成される.この「変化」の認識や「組織のもつポリシ」の抽出,「ポリシ間競合解消手法」の決定は,従来の開発方法論にはない特徴である.
検討用事例として前年度に取り上げた「セキュリティを強化したエージェント指向情報システム」を更に詳細化して,「エージェントによるWebサービス連携におけるセキュリティポリシ」を取り上げ,オントロジ構築に取り組んだ.さらに,この事例に適したポリシ解析手法として,(カラー)ペトリネットを採用した.その理由は,情報の漏洩,権限の委譲といったフローに関わる解析を到達可能性で,過剰な要求による機能停止といった量的な解析を限界性で取り扱うことにある.後者に関しては更に確率の導入を検討中である.
ペトリネットによる解析には基本的に既存のツール(Design/CPN)を用い,前年度に構築したXMLベースの汎用ポリシ記述言語からペトリネットへの変換ツールの基本部分を試験的に構築し,その表現力を漸進的に拡張中である.この拡張は来年度においても継続し実用性の向上を目指す.来年度には,このツール洗練化に加えて,両立しないポリシをもつエージェント間の競合解消に取り組む予定である.

Report

(1 results)
  • 2002 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 飯島 正, 本位田 真一, 土居 範久: "共生/寄生エージェントモデルによる発展的P2Pアプリケーション構築法"情報処理学会論文誌. Vol.43,No.6. 1653-1581 (2002)

    • Related Report
      2002 Annual Research Report
  • [Publications] 飯島 正, 本位田 真一: "環境/要求の変化に対応するためのポリシに基づくエージェント管理アーキテクチャ"ソフトウェア科学会大会第19回大会講演論文集. Vol.19. (2002)

    • Related Report
      2002 Annual Research Report

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Published: 2002-04-01   Modified: 2018-03-28  

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