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21世紀にふさわしい理科生物分野のカリキュラムの検討

Research Project

Project/Area Number 14022212
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section Humanities and Social Sciences
Research InstitutionTokyo Gakugei University

Principal Investigator

高城 忠  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (10022740)

Project Period (FY) 2002
Project Status Completed (Fiscal Year 2002)
Budget Amount *help
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,900,000)
Fiscal Year 2002: ¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,900,000)
Keywords理科 / 生物 / カリキュラム / 遺伝子 / 生物多様性 / 進化 / 理科教育 / 生物教育
Research Abstract

生物学の進歩に伴い、生命活動のほとんどが遺伝子の働きによることが明らかとなり、遺伝子研究は応用段階に入ってきた。遺伝子組換え技術等を用いた生物学の応用研究は、生命の根幹をなす遺伝子そのものを直接扱うものであり、扱い方によっては、長い地球の歴史の中で今日の生物の多様性をもたらした生命の設計図そのものを変えてしまう危険性を孕んでおり、深い科学的洞察力のもとで行われることが必要である。そして、このような科学的洞察力は研究者のみならず、すべての人に求められるものであり、そのための素地は、学校教育の中で培われる必要がある。しかしながら、学校教育の中での、遺伝子の働きや生物の多様性についての扱いは必ずしも十分ではない。そこで、本研究では、遺伝子の働きや進化を背景とした生物の多様性を中核に位置付けた理科生物分野の統合的なカリキュラムの開発を検討することとした。ところで、遺伝子の働きや生物の多様性に関しては、事の重要性から学校外の様々なメディアを通して多くの情報が発信されており、それらの情報が児童・生徒の知識形成にも大きな役割を果たしていることが予測される。そこで、平成14年度は、まずこれらの点を明らかにするために、小学校から大学生までの4,363名を対象に、これからのカリキュラムのキーワードとなり得る、DNA、タンパク質、細胞、核、進化、突然変異、遺伝子組換え、クローン生物の8つの質問項目についての認知状況を、アンケート調査により調べた。また、高校生と大学生対しては、生物分野カリキュラムの遺伝子に関する内容の理解度についても調査した。その結果、小学生であっても、上記8項目については、少なからず関心と興味を持っている様子がうかがえた。また、現行カリキュラム下では、高校生と大学生における遺伝子(DNA)に関する基本的事項の理解には、高等学校生物II履修者と非履修者で大きな違いのあることが分った。

Report

(1 results)
  • 2002 Annual Research Report

URL: 

Published: 2002-04-01   Modified: 2018-03-28  

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