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手作りの測機で身近な気象を観測し新事実に挑む参加型科学プロジェクト-つくって・はかって・新発見!こども気象探偵団計画-

Research Project

Project/Area Number 14022227
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section Humanities and Social Sciences
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

酒井 敏  京都大学, 総合人間学部, 助教授 (30144299)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 余田 成男  京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (30167027)
紀本 岳志  財)海洋化学研究所研担, 主事
Project Period (FY) 2002
Project Status Completed (Fiscal Year 2002)
Budget Amount *help
¥4,000,000 (Direct Cost: ¥4,000,000)
Fiscal Year 2002: ¥4,000,000 (Direct Cost: ¥4,000,000)
Keywords理科ばなれ / 理科教育 / 気象観測
Research Abstract

【試作機による観測】
温度、湿度、微気圧、雲温度のセンサーを試作し、データロガーとしてLegoのRCX、携帯ゲーム機のWonder Swan、小型マイコン基盤などを使って、予備的観測を行った。この予備観測の目的は、それぞれのセンサー、データロガーの精度、信頼性、使い勝手などを検証すると同時に、研究対象になり得る観測対象を探すことにある。これまでのところ、センサーの精度などはほぼ、当初の目標をクリアし、データロガーについては、おもちゃ故の使い勝手の悪さなどへの対応策もほぼメドがついた。研究対象については、市街地の温度分布が単純な割りに面白いことがわかってきた。特に、河川の影響はかなり顕著で、多くの参加者を募って高密度観測を行えば、単純で子どもにも理解しやすく、かつ、研究としても面白い結果が得られるものと思われる。
【科学教室などの開催】
小中高の児童生徒向けに、博物館など校外での科学教室や、学校での理科クラブなど、延べ10回程度の授業やイベントを行った。これは、我々大学教官が普段あまり接する事のない児童生徒とどの程度意思の疎通ができるか確かめると同時に、現在の小中高の学校の実態を把握することが目的である。その結果、中学生以上(もちろん、興味を持った生徒であることが前提)であれば、我々とある程度興味を共有して、共同作業が可能であると思われること、しかし、現在の各学校の実態から、組織的な観測などの際に学校の組織に多くを期待することは難しいことがわかった。そこで、学校外の民間組織や大学のサークルなどと連携して、観測体制を組織する準備を始めている。

Report

(1 results)
  • 2002 Annual Research Report

URL: 

Published: 2002-04-01   Modified: 2018-03-28  

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