Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂田 律 久留米大学, 医学部, 助手 (60258423)
荻本 逸郎 久留米大学, 医学部, 助教授 (30177159)
柴田 彰 久留米大学, 医学部, 助教授 (10113226)
黒沢 洋一 鳥取大学, 医学部, 助教授 (50161790)
能勢 隆之 鳥取大学, 医学部, 教授 (10032195)
鈴木 宏 新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (20091704)
藤田 裕規 久留米大学, 医学部, 助手 (10330797)
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Budget Amount *help |
¥21,700,000 (Direct Cost: ¥21,700,000)
Fiscal Year 2003: ¥9,700,000 (Direct Cost: ¥9,700,000)
Fiscal Year 2002: ¥12,000,000 (Direct Cost: ¥12,000,000)
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Research Abstract |
地域住民約11万名に関する生活習慣等を観察後,約10年間に446名が肝癌で死亡した.性,年齢,肝疾患既往(LD)歴,輸血摩,飲酒習慣,喫煙習慣,食事制限を交絡要因として,暴露要因糖尿病既往歴の原発性肝癌死ハザード比(HR)をCox法で算出すると,40-59歳群で2.95^*で有意(以下^*で表示)となったが,60-79歳群では有意ではなかった.飲酒習慣は,飲酒経歴の有無で2分割後,飲酒経歴のある者を飲酒頻度と飲酒中止時期とで更に6区分し,各飲酒習慣範疇を暴露要因として,肝疾患既往歴のない者について同様に解析した結果,高頻度飲酒者で早期(中止年齢55歳未満)に飲酒を中止した者のHRは6.0^*となった.食品摂取頻度項目に関する主成分分析の結果,野菜果物群,あるいは肉類群を反映する主成分の存在が示唆された.446名中血清情報が得られC型肝炎ウイルス抗体陽性の58名を症例とし,コーホート内でC型肝炎ウイルス抗体陽性状態,地域(道府県),性,年齢(±3)で対応した非肝癌死対照からなる58組の症例対照組を作り,ロジスチック回帰分析を行った結果,喫煙歴の輸血歴・LD歴・飲酒習慣調整原発性肝癌死オッズ比(OR)は喫煙者6.5^*,;α-fetoprotein高値(10ng/ml<)のLD歴調整ORは12.4^*;ferritin高値(男250<;女80ng/ml<)のLD歴調整ORは2.1となった.
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