Project/Area Number |
14044004
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
宮浦 憲夫 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (10002049)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 靖典 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助手 (30271646)
石山 竜生 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (00232348)
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Project Period (FY) |
2002 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥4,500,000 (Direct Cost: ¥4,500,000)
Fiscal Year 2003: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2002: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | 環状有機ホウ素化合物 / クロスカップリング反応 / イリジウム触媒 / ニッケル触媒 / ジボロン / 直接ホウ素化反応 / 分子内アリルホウ素化反応 / 触媒的異性化反応 |
Research Abstract |
芳香族C-H結合活性化 芳香族C-H結合の活性化において反応条件を精査した結果、配位子に4,4'-di(t-butyl)-2,2'-bipyridineを用いると触媒はさらに高活性を示し、量論量の芳香族化合物を室温で直接ホウ素化できるようになった。また、反応の機構的調査よりホウ素源としてピナコールボランも利用可能となった。さらに、ジシランを用いた直接ケイ素化にも成功した。含ヘテロ芳香族化合物の直接ホウ素化も可能になり、ヘテロアリールホウ酸エステルが簡便に合成できるようなった。 触媒的異性化反応を利用した短段階 γ(ω-formylalkoxy)allylboraneの合成と環化反応 触媒的二重結合異性化反応は、異性化後の二重結合の立体制御が困難でこれまで有機合成に利用された例は少ないが、γアルコキシビニルホウ素化合物を選択的にγ-アルコキシアリルホウ素化合物へ変換できることをすでに見いだしている。イリジウム触媒を用いるとトランス選択的に異性化する。また、ニッケル触媒を用いるとシス選択的に異性化することが分かった。本年度は、8員環-環状エーテルを、イリジウム触媒を用いた異性化反応からトランス-8員環エーテル、ニッケル触媒を用いた異性化からジス-8員環エーテルを立体選択的に合成した。
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