Project/Area Number |
14087206
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | National Institute of Advanced Industrial Science and Technology |
Principal Investigator |
石田 直理雄 National Institute of Advanced Industrial Science and Technology, 生物機能工学研究部門・生物時計研究グループ, 上席研究員兼グループ長 (00344234)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
花井 修次 産業技術総合研究所, 生物機能工学研究部門生物時計研究グループ, 研究員 (80333483)
霜田 政美 農業生物資源研究所, 昆虫生産工学研究グループ, 研究員 (80344000)
浜坂 康貴 産業技術総合研究所, 生物機能工学研究部門生物時計研究グループ, 特別研究員
宮崎 歴 独立行政法人産業技術総合研究所, 生物機能工学研究部門生物時計研究グループ, 研究員 (70358125)
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Project Period (FY) |
2002 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥48,400,000 (Direct Cost: ¥48,400,000)
Fiscal Year 2007: ¥6,000,000 (Direct Cost: ¥6,000,000)
Fiscal Year 2006: ¥6,000,000 (Direct Cost: ¥6,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥8,200,000 (Direct Cost: ¥8,200,000)
Fiscal Year 2004: ¥8,200,000 (Direct Cost: ¥8,200,000)
Fiscal Year 2003: ¥10,000,000 (Direct Cost: ¥10,000,000)
Fiscal Year 2002: ¥10,000,000 (Direct Cost: ¥10,000,000)
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Keywords | proximityリズム / UAS / GAL4 / 脳内中枢 / ショウジョウバエ / 体内時計 / 時計遺伝子 / 交尾 / 種形成 / 進化 / 生殖隔離 / 分子生物 / 行動 / 網羅的解析 / 交尾活動 / サーカディアンリズム / 歩行活動リズム / 遺伝子 / 行動学 / 動物 / 生物時計 |
Research Abstract |
種形成のための生殖前隔離分子機構としてショウジョウバエの交尾リズムの重要性を研究してきた。これまでの研究結果は,交尾時間を制御する雌特異的分子機構の存在を強く示唆している。既にこれまでの実験結果からアナナスショウジョウバエもキイロショウジョウバエやオナジショウジョウバエと異なるそれぞれの種独自の交尾リズムを示す事を示してきた。さらに,オナジショウジョウバエの時計遺伝子がどの程度キイロショウジョウバエの交尾リズムに影響を与えるかも解明してきた。現在,ロコモーター行動リズムや羽化リズムに関る脳内中枢は既に同定されているが,交尾リズムの中枢については全く未知である。そこで,交尾リズム脳内中枢を同定する目的で欠失変異株(per0)にPER蛋白質を様々な部位で発現しているトランスジェニックフライを用いてその交尾リズムの有無を解析してみた。その結果交尾リズム中枢は,行動リズムの中枢と別の部位であることを同定した。そこで,RNAi法を用いてこれら複数の領域を絞り込んだところ,DN1,2,3とLNd領域でのperの発現が交尾リズムに必要である事が明1らかとなった。生殖前隔離機構の1つとして雄バエが雌バエを追いかけるproximityリズムをビデオで測定する系を確立し,これに関わる脳内中枢の同定に成功した。脳内中枢の同定には,UAS/GAL4の系を用い,夜時計昼時計特異的な細胞死を起こしたショウジョウバエを使った。その結果,夜時計中枢の破壊を行った時のみproximityリズムが消失した。この中枢は我々が既にお見合い法で同定した雌の交尾受け入れ中枢とは異なる事から雌の交尾成功率を左右する脳内中枢と雄のproximity中枢が共進化することが解明された。
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