脂肪酸転送酵素CD36のリガンド結合ドメインと機能の組織特異性の研究
Project/Area Number |
14570706
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Circulatory organs internal medicine
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Research Institution | Tokyo Metropolitan Organization for Medical Research |
Principal Investigator |
山口 敦美 東京都医学研究機構, 研究員 (70124500)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
梅田 真郷 京都大学, 科学研究所, 教授 (10185069)
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Project Period (FY) |
2002 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | CD36 / Ros3 / リン脂質 / リン脂質リポソーム / 酸化LDL / 脂肪酸転送酵素 / スカベンジャー受容体 / 長鎖脂肪酸 |
Research Abstract |
CD36、ROS3の機能ドメインのおよびリン脂質との相互作用を、イーストを用いた蛋白発現系を用いて解析するために、全長、細胞外のCD36、Ros3のHis-tagをつけた組み換えDNA,を作製し、イーストで発現させる系を作った。イーストにおいてCD36、ROS3蛋白質を高発現する系スクリーニングした。発現したCD36、ROS3蛋白質を可溶化し、単一蛋白質に精製した。現在、精製したROS3蛋白質を人工膜中に組み込み、膜中のリン脂質との相互作用の解析を進めている。 Ros3,CD36全長、細胞外、細胞外のN末側半分、C末側半分のcDNA+His-tagを組み込んだベクターを作製し、大腸菌での発現条件検討を行った。Ros3,CD36の全長の発現レベルは低く、なおかつ不溶性画分に発現した。細胞外領域前半、細胞外領域後半は大量発現をすることがわかった。大部分は不溶性画分に発現するが、Ros3細胞外領域後半は可溶画分と不溶画分が約半々くらいに発現した。グアニジン溶液で可溶化してNiカラムに固定し、ゲル上でグアニジンを除いてrefoldingさせて、可溶化したまま溶出させたものでNMRで解析を進めている。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)