Project/Area Number |
14571124
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
General surgery
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
野本 健一 群馬大, 医学(系)研究科(研究院), 助手 (50315090)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 秀樹 群馬大学, 医学部, 助手 (20322018)
志村 龍男 群馬大学, 医学部, 助手 (00282393)
桑野 博行 群馬大学, 医学部, 教授 (90186560)
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Project Period (FY) |
2002 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,600,000 (Direct Cost: ¥3,600,000)
Fiscal Year 2004: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2003: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2002: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | 臓器移植 / 免疫寛容 / ブスルファン / 抗TCR-αβ抗体 |
Research Abstract |
我々はマウス皮膚移植モデルを用いて抗TCR一αβ抗体誘導性免疫寛容について報告してきた。臨床応用を考慮する場合、導入初期の放射線照射は、その強力な免疫抑制効果とともに後期合併症としての発癌の問題がある。 そこで、免疫寛容誘導の際、放射線照射を用いないプロトコールが確立できないか検討することを目的とした。 実験1:抗T cell receptor(TCR)-αβmonoclonal antibody誘導性免疫寛容の改良(major抗原相違の組み合わせ) (方法)allogeneicの組み合わせのマウスで皮膚移植を行う。その際以下の4方法を単独もしくは複合で行い免疫寛容誘導に関する検討を行った。1)皮膚移植9日前にC57BL/6マウスにbusulfan 50mg/kgを腹腔内投与する。2)皮膚移植9日前に3Gyの放射線照射を施行する。3)移植8日前と7日前に抗TCR-αβ抗体(H-57)200μgを2回尾静脈より投与する。4)AKR/Jの骨髄細胞を1×107個尾静脈より注入する。 (結果>mean survival timeにおいて抗TCR抗体単独(47.3±7.6日)busulfan+抗TCR抗体(50.0±6.6)抗TCR抗体+骨髄細胞(43.1±3.5>busulfan+抗TCR抗体+骨髄細胞(70.7±22.4)抗TCR抗体+骨髄細胞+照射(全例100日以上生着)と生着期間延長が認められた(コントロールは9.0±1.1)。移植片長期生着マウスのflow cytometryにおいて免疫寛容誘導作用をもたらした細胞の検討を予定している。 実験2:抗T cell receptor(TCR)-αβmonoclonal antibody誘導性免疫寛容の改良(minor抗原相違の組み合わせ) (方法)上記と同様の検討をminor抗原の異なる組み合わせのマウス間での皮膚移植で検討した。 (結果)抗TCR抗体+骨髄細胞群では移植片生着延長効果が認められた。現在flow cytometryによる解析を行っている。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)