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トランスジェニックマウスを用いた新規遺伝子CORS26の頭蓋顔面形成機能の解析

Research Project

Project/Area Number 14571945
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Section一般
Research Field 矯正・小児・社会系歯学
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

山下 和夫  阪大, 歯学研究科(研究院), 助手 (50304316)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小守 壽文  大阪大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (00252677)
Project Period (FY) 2002 – 2003
Project Status Completed (Fiscal Year 2003)
Budget Amount *help
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2002: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
KeywordsmCORS26 / 頭蓋顔面 / マッピング / in situ hybridization / ネコ泣き症候群 / トランスジェニックマウス
Research Abstract

軟骨培養系におけるサブトラクションアッセイを用いてクローニングされたマウス新規遺伝子mCORS26(mouse collagenous repeat-containing sequence of 26-kDa protein)のタンパクが軟骨細胞の増殖を促進することから、CORS26の顎顔面成長における役割を明らかにする目的で、まず、マウス頭蓋部におけるmCORS26の遺伝子発現を調べるとともに、ヒトにおける相同遺伝子(hCORS26)のクローニングと遺伝子座位の決定を行った。各発育段階におけるICRマウスの鼻中隔、頭蓋底、顎関節のパラフィン切片を作製し、mCORS26のアンチセンスプローブを用いてin situ hybridization法を行った。また、hCORS26のクローニングを行い、塩基配列を決定した後、NCBIのBLASTプログラムを用いてデータベース検索を行うと同時に、放射線ハイブリッドマッピング法を用いて遺伝子座位を決定した。その結果、mCORS26の遺伝子発現は特に下顎頭軟骨の増殖層に強く認められた。また、hCORS26は第5染色体短椀5p13.1-13.2に位置することが明らかとなった。mCORS26タンパクが軟骨細胞の増殖を促進する事実、mCORS26遺伝子が下顎頭軟骨の増殖層に強く発現している事実、5p13.1-13.2を含む第5染色体短椀の欠失症候群(ネコ泣き症候群)の主徴の一つが下顎の低形成である事実より、CORS26は下顎骨の成長に強く関与し顎顔面形態に影響を及ぼす遺伝子であると考えられた。現在、II型コラーゲンのプロモーターを用いてCORS26のトランスジェニックマウスの作製を進めている。

Report

(1 results)
  • 2002 Annual Research Report

URL: 

Published: 2002-04-01   Modified: 2016-04-21  

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