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調和解析研究グループの構築と共同研究の企画

Research Project

Project/Area Number 14604007
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Section企画調査
Research Field Basic analysis
Research InstitutionKeio University

Principal Investigator

河添 健  慶應義塾大学, 総合政策学部, 教授 (90152959)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 坂 光一  秋田大学, 工学資源学部, 教授 (20006597)
梅田 亨  京都大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (00176728)
中井 英一  大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (60259900)
立澤 一哉  北海道大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (80227090)
松木 敏彦  京都大学, 総合人間学部, 教授 (20157283)
Project Period (FY) 2002
Project Status Completed (Fiscal Year 2002)
Budget Amount *help
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2002: ¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Keywords調和解析 / 実函数論 / 函数解析学 / 合同シンポジウム
Research Abstract

調和解析研究者の最大規模の研究発表の場は、「実函数論・函数解析学合同シンポジウム」である。その次に数学会、分野ごとのシンポジウムがある。更にはその細分として、セミナーやワークショップなどが例年開催されている。研究発表や研究連絡の場としては、十分な状況と言える。しかしながら科研費の適正な申請と利用を考えたとき、この構造が最適かどうかという疑問、および、欧米に比べると国際的な規模には成熟していないのではないかとの反省から今回の企画調査を行った。現状を把握するとともに、グループ内の意識、とくに横断的な研究協力への気運が高まることを期待した。調査対象は学会やシンポジウムなどへの参加者を対象とし、方法としてはアンケート形式で質問紙への回答をお願いした。合わせてこれらの方々には、会場や懇親会などで上述の話題での積極的な議論をお願いした。アンケートは合同シンポジウムのあり方について、継続性・分野・名称・重点領域・国際化についての5項目を質問をした。併せて数学会における分科会のあり方について質問した。具体的な質問紙、集計結果については私のホームページwww.sfc.keio.ac.jp/〜kawazoe/math/kaken.htmlで公開した。ただし、最後の項目については今回の調査の趣旨から外れるので非公開とした。調査結果を要約すると、科研費の問題とは別にして、合同シンポジウムの開催は維持すべきである。しかしながら現状が満足する状態とは言えない。このシンポジウムを組織する分科会委員は責任をもって、シンポジウムの意義と方向性打ち出し、求心力を高める必要がある。この課程の延長として、国際シンポジウムや重点領域の設定するならば受け入れられる。とくに組織委員会の2〜3年先を視点に入れた展望が期待された。個人の意見としては調和解析研究グループを日本に限定する必要はなく、この合同シンポジウムがアジアの調和解析の研究拠点として発展するのが自然ではないかと感じた。次回の企画調査としたい。

Report

(1 results)
  • 2002 Annual Research Report

URL: 

Published: 2002-04-01   Modified: 2016-04-21  

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