Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 健 徳島大学, 工学部, 助手 (50332812)
上田 隆雄 徳島大学, 工学部, 助教授 (20284309)
水口 裕之 徳島大学, 工学部, 教授 (00035651)
山田 一夫 太平洋セメント(株), 中央研究所, 主席研究員
浦野 真次 清水建設(株), 技術研究所, 研究員
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2002: ¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
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Research Abstract |
建設材料として広く用いられているコンクリートの施工では,常にスランプというコンシステンシーで評価することが国内外を問わず一般的である。しかしながら,このスランプなる評価基準は,物理的な根拠が不明確であり,必ずしも学術的研究によって評価されているとは言い難い。本企画調査は,このフレッシュコンクリートのコンシステンシーを施工方法と関連づけることにより,工学上の意味のある物性値で評価する理論を,国内の最先端の研究者によって共同研究を行うために,締固め性能照査方法WG,標準的な施工方法調査WG,フレッシュコンクリートの品質変化WGおよびフレッシュコンクリートの充てん過程の数値解析の4つの分科会に分かれて調査を行い,全体会議を5回(日時,場所,参加者数:5/15日,東京,14名,7/22日,東京,15名,9/26日,札幌16名,11/15日,舞鶴,10名,3/7日,東京,12名)開催した。本企画調査によって新しく得られた知見および今後の研究の方向性について,本年7月25日(金)に東京都新宿区四谷1丁目無番地の土木学会講堂においてシンポジウム「フレッシュコンクリートのコンシステンシー評価指標に関するシンポジウム-施工性能の設定・照査および検査の新しいアプローチ」を開催することになり,現在,調査報告書のとりまとめおよびシンポジウム論文の執筆活動を各WGで行っている。3/7日の全体会議で決定した調査報告書の目次を以下に記す。 第1章 標準的な施工方法調査 第2章 締固め性能照査方法 第3章 フレッシュコンクリートのコンシステンシーの経時変化 第4章 フレッシュコンクリートの充てん過程における理論・数値解析 第5章 加振BARフロー試験によるコンシステンシー評価試験方法(案)の提案 第6章 今後の方向および課題
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