移植デバイス用生体適合性ポリマーとその表面改質に関する国際共同研究の為の企画調査
Project/Area Number |
14607018
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
Ophthalmology
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Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
村原 正隆 東海大学, 電子情報学部, 教授 (40166301)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐宗 幹夫 三重大学, 医学部, 助教授 (80170710)
塩田 洋 徳島大学, 医学部, 教授 (20035736)
大島 健司 福岡大学, 医学部, 教授 (20078760)
大山 龍一郎 東海大学, 電子情報学部, 助教授 (40233291)
小野 眞史 東海大学, 医学部, 講師 (80204254)
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Project Period (FY) |
2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 2002: ¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
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Keywords | 人工角膜 / 人工水晶体 / 硝子体 / 拒絶反応 / 親水性材料 / 線維芽細胞 / 後発白内障 / 移植素子 |
Research Abstract |
人工水晶体、人工角膜の移植材料として、透明プラスチックが使われている。これらの材料の共通点は生体組織との親和性に乏しい事であるが、これらを克服し、かつ、蛋白質やヒブリンなどが付着せず、拒否反応の無い材料の開発が必要である事などが以下に示す調査によって明らかに成った。 (1)6月29日からサンディエゴで開催されたICCE/9においてバイオ材料に関する情報収集を行った。 (2)7月17日からマイアミ大学J. M. Parel教授ら5名と第一回企画会議を開催し、透明な移植材料として、本年はテフロンやアクリルについて研究調査する事に成った。また、パーキンソン患者の為のドーパミン産生細胞培養用セルを東海大学とマイアミ大学とで共同開発する事に成った。 (3)10月31日からマイアミ大学J.M.Parel教授ら7名と第2回企画会議を開催し、平成15年度のメインテーマを人工角膜研究にすることを決め、角膜治療を精力的に行っている、西オーストラリア大学のT.V.Chirilらを招聘する事が決まった。 (4)12月2日からボストンで開催されたMRS材料国際会議に於いて、緑内障用デバイスおよび人工靭帯用樹脂について講演を行い、かつ、バイオ材料に関する技術調査を行った。その足でオーランドで開催された第2回ポリマー会議に於いてPET表面への線維芽細胞の吸着に関し講演し、かつ、バイオポリマーに関する動向調査を行った。 (5)2003年1月25日からサンノゼで開催されたBios'03 MRSに於いて、後発白内障防止用眼内レンズについて講演を行い、かつ、バイオ材料に関する技術調査を行った。 (6)2003年2月24日〜5日徳島大学・医学部において開催した、第3回企画会議に於いて、村原が『ポリマーの表面改質』、塩田が『人工角膜の研究動向』、大島(尾崎)が『硝子体とポリマー』、佐宗が『硝子体手術の不成功例』と題して講演し、かつ、今年度のまとめ、および来年度の計画についてディスカッションを行った。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)