環境変動に対する果実の結実フェノロジーと種子散布者の適応戦略に関する共同研究
Project/Area Number |
14608022
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
環境保全
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Research Institution | Rikkyo University |
Principal Investigator |
上田 恵介 立教大学, 理学部, 教授 (00213348)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野間 直彦 滋賀県立大学, 環境科学部, 講師 (80305557)
林田 光祐 山形大学, 農学部, 助教授 (10208639)
紙谷 智彦 新潟大学, 農学部, 教授 (40152855)
小南 陽亮 森林総合研究所, 九州支所・暖帯林研究室, 室長
湯本 貴和 京都大学, 生態学研究センター, 助教授 (70192804)
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Project Period (FY) |
2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 2002: ¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
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Keywords | 種子散布 / 共進化 / 渡り鳥 / 果実 / 果実食鳥 / 温暖化 |
Research Abstract |
この1年で、研究参加者相互のディスカッションを通じて、下記の3つの企画が実現し、日本における今後の種子散布研究について、大きな前進と成果が得られた。 (1)ワークショップ(札幌大学:11月22-23日) 話題提供)福井晶子(日本野鳥の会):果実とその利用者のフェノロジー調査の全体企画 早矢仕有子(札幌大学):札幌における鳥と果実のフェノロジー調査実践例 (2)公開シンポジウム-種子散布研究:日本から世界へ-(大阪自然史博物館:12月17日) 1.福井晶子(日本野鳥の会嘱託研究員)「はじめに:日本における種子散布研究の過去,未来」 2.高野瀬洋一郎(新潟大学)「多雪山地におけるヒメアオキの種子散布」 3.竹元博幸(霊長研)「チンパンジーによる種子散布」 4.吉野知明(横浜国立大学環境情報学府植生学研究室)「カラスザンショウの種子散布機構」 5.横山将光(金沢大学)「ガマズミをめぐる生物間の関係」 6.北村俊平(生態研センター博士課程)「サイチョウの繁殖時期とフェノロジー」 7.郡麻里(東京大学農学生命科学研究科保全生態学研究室)「河畔林構成樹種の種子散布特性」 8.境慎二郎(京都大学演習林)「鳥による種子散布の緑化への応用」 9.高橋一秋(新潟大学大学院自然科学研究科)「野ネズミ類による種子捕食」 10.中村友洋(奄美野生生物保護センター)「ルリカケスの堅果成熟期における採食行動」 11.木村一也(生態研センターPD)「キナバルの果実と鳥のフェノロジー」 12.上田恵介(立教大学理学部)まとめと討論 (3)Ornithological Science(日本鳥学会英文誌)での種子散布特集の企画・実現 日本鳥学会のOrnithological Scienceにおいて、種子散布特集を企画し、この企画研究の分担者を中心に下記の3論文を日本から世界に発信することができた。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)