Project/Area Number |
14651098
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
言語学・音声学
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Research Institution | Chukyo University |
Principal Investigator |
神田 和幸 中京大学, 教養部, 教授 (70132123)
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Project Period (FY) |
2002 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2003: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 手話 / 手話語彙 / 手話学習 / 手話変種 / 手話技能 / 言語教育 / 手話教育 / 評価法 / 言語技能 |
Research Abstract |
本年度は最終年度として以下のようなまとめになった。 1.彙集はこれまでに収集、購入した語彙数が約2000語に達したので、すべてをデータ化した。 2.語彙にはそれぞれ日本語ラベルを貼った。 3.例文集は500例文に達したのですべてをデータ化した。 4.例文集にも日本語訳を作成した。 5.中途失聴者・難聴者・通訳者にはこれまでは日本語対応手話と総称されていたが、協力者との協議によりそれぞれに変種が存在することが確認された。日本語の口話との混合性において違いがある。また手話表現においても違いが見られる。 6.語彙集、例文集を作成したが、各資料の総語数、異なり語を比較し、データを元に統計的処理するまでには至らなかった。 7.例文の文法構造を資料提供者や協力者と討議して、資料を元に基本文法構造を分析計画であったが、討議だけに終わった。ただし本計画には当初なかったNMSの機能についてより有益な知見が得られた。具体的には瞬きと頷きに関するものである。これらが文の切れ目として有効であることが推定される。 8.手話学習者に学習実験する予定を変更していたが、手話技能検定試験の試験資料を参照することで、より広範な学習難易度を測定することが判明したので、リストにある文法項目や語彙により検討を開始した。受験データには個人情報が含まれるため、それらを削除した結果データを入手した。 9.手話技能評価法の提案については、語彙学習、文法項目、手話変種によるレベル化を検討し、学習難易度を元にした評価作成法、学習カリキュラムなどを近い将来に発表する予定である。 10.いろいろな現場での手話のニード調査が必要であると痛感され、パイロット実験として、病院における言語調査として英語と手話、その他の言語について調査した。この結果は次の研究への橋渡しとなる。
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Report
(3 results)
Research Products
(7 results)