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風軸直交方向の空間相関特性の制御を可能とする準3次元乱流生成装置の開発

Research Project

Project/Area Number 14655167
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 構造工学・地震工学
Research InstitutionThe University of Tokushima

Principal Investigator

宇都宮 英彦  徳島大学, 工学部, 教授 (90035626)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 野田 稔  徳島大学, 工学部, 助手 (30283972)
長尾 文明  徳島大学, 工学部, 助教授 (40172506)
Project Period (FY) 2002 – 2003
Project Status Completed (Fiscal Year 2003)
Budget Amount *help
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2003: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2002: ¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Keywordsガスト応答 / 変動風の空間相関 / アクティブ乱流生成装置 / 空間相関の制御
Research Abstract

本研究は,自然風の乱れに起因する構造物の不規則応答であるガスト応答の推定精度を向上させるために,風洞内に任意の乱流特性を有する自然風を再現することを目的とするものであり,特に,変動風速の空間相関特性を自由に制御することに重点を置いて進められたものである.本年度に得られた成果を以下に示す.
主流と直交する方向に設置された10枚の柔軟な翼(長さ1m)を20cm間隔に配置された5基の翼制御ユニット(ACサーボモータによって翼に任意の鉛直変位を与える装置であり,制御用のパーソナルコンピュータの出力電圧を16ビットワンチップコンピュータで構成されるモータコントローラによってモータの駆動パルスを作成しモータに任意の回転角を与えるように作られている)を設置し,それぞれを独立して駆動させることにより,パワースペクトルなどの乱流特性は維持したまま,任意の空間相関分布を有する気流を生成することが可能となった.
特に今年度は,昨年度試作した乱流生成装置の支柱を取り除き,分割されていた剛な翼から,柔軟な1枚翼にすることで乱流特性が空間的に滑らかに分布するような改良を施し,昨年度の結果では不連続な分布となっていた乱流特性が滑らかに分布するような結果を得ることができた.
今後改良すべき点としては,柔軟な翼を使用したために生じた駆動軸間で生じる翼の弛みが気流の迎え角に影響を与えている点が挙げられ,翼の素材の選定にはもう少し検討が必要である.

Report

(2 results)
  • 2003 Annual Research Report
  • 2002 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 足立浩一: "風速変動の空間相関を制御するアクティブ乱流生成装置の開発"平成15年度土木学会四国支部第9回技術研究発表会講演概要集. 77-78 (2003)

    • Related Report
      2003 Annual Research Report
  • [Publications] 野田稔: "風軸直交方向の空間相関特性の制御を可能とするアクティブ乱流生成装置の開発"日本風工学会誌. 第95号. 97-98 (2003)

    • Related Report
      2003 Annual Research Report

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Published: 2002-04-01   Modified: 2016-04-21  

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