日本及びアジア途上国における廃棄物処分場の広域環境モニタリング手法の開発
Project/Area Number |
14655191
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Civil and environmental engineering
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
島岡 隆行 九州大学, 工学研究院, 教授 (80202109)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大野 博之 長崎大学, 工学部, 助教授 (90363465)
宇都宮 彬 福岡県保健環境研究所, 環境科学部・廃棄物課, 課長(研究職)
中山 裕文 九州大学, 工学研究院, 助手 (60325511)
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Project Period (FY) |
2002 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | リモートセンシング / 廃棄物処理場モニタリング / 廃棄物 / 廃棄物処分場 / 廃棄物不法投棄 / 衛星センサ |
Research Abstract |
わが国における現行の廃棄物処分場モニタリング調査には、いくつかの解決すべき問題点が存在する。例えば、産業廃棄物最終処分場における表面温度観測、発生ガスの検出等は、処分場内の限られた地点においてなされるものであり、処分場全体を把握するものではない。廃棄物はその性格上均一な性状を有するものではないことから、調査測定地点によって観測結果が全く異なる場合がある。この問題を解決するためには、処分場内の環境状況を面的に捉え、その結果を定量的に計測するモニタリング手法が必要となる。 そこで、本研究では、衛星リモートセンシングおよび地上リモートセンシングを廃棄物処分場のモニタリングに適用するための手法について技術的な検討を行った。具体的には、衛星リモートセンシングにより、(1)埋立地の地表面被覆分類手法の提案、(2)NDVI(正規化植生指標)を利用した埋立地表層におけるガス組成の推計手法の提案、(3)廃棄物の不法投棄現場の検出手法の提案を行った。また、現地(廃棄物処分場)における地上リモートセンシング(熱赤外画像装置による地表面温度分布の観測)により、産業廃棄物最終処分場における不適正処分の監視手法の提案等を行った。
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Report
(2 results)
Research Products
(7 results)
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[Publications] 田崎智浩, 川畑隆常, 松井康弘, 田村正行, 大迫政浩, 小迫明徳, 宮崎早苗, 永井諭, 大竹篤史, 高岸且, 福井正吾, 中山裕文, 立尾浩一: "人工衛星とGISを用いた不法投棄監視システム"廃棄物学会研究発表会講演論文集. 13. 267-269 (2002)