Project/Area Number |
14655288
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
化学工学一般
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
奥山 喜久夫 広島大学, 大学院・工学研究科, 教授 (00101197)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
LENGGORO Wuled 広島大学, 大学院・工学研究科, 助手 (10304403)
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Project Period (FY) |
2002 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | 微粒子 / フラックス / ナノ粒子 / 溶融塩 / 液滴 / 噴霧熱分解法 / 酸化物 / 硫化物 / 塩 / ナノ粒子材料 / 超音波噴霧 / 複合体微粒子 / スケールアップ |
Research Abstract |
噴霧熱分解法では、目的生成物の構成元素からなる金属の硝酸塩、硫酸塩などを水中に溶解させ、これを噴霧し液滴化させて、キャリアガスにより加熱炉へ供給し、固体微粒子を製造する。しかし通常の噴霧熱分解法では、噴霧された液滴の大きさをよほど小さくしないとナノメートルオーダの微粒子を直接製造することは非常に困難であった。本研究では、フラックス(溶融)塩としてLi、Na、Kの塩化物を、金属硝酸塩、硫酸塩などを含む溶液に混合させて噴霧し、均一なナノ粒子が大量に合成できる新しい噴霧熱分解法を開発した。溶融塩を用いた噴霧熱分解法によるナノ粒子の合成法について、ナノ粒子のサイズおよび分布への塩の影響と製造条件の最適化、各種のナノ粒子材料(電池材料、蛍光材料、電極材料)への応用および本製造のスケールアップ化、などを中心に実験的に検討を行った。 1)噴霧熱分解装置を用いて、金属系、複合酸化物系、硫化物系などのナノ粒子の合成実験を行った。 2)操作条件、溶融塩の種類、プリカーサーの種類を変化させてナノ粒子を合成し、電子顕微鏡の観察によるサイズ、分布を観察し、粉末X線回折法により結晶性の評価を行い、分光光度計により発光特性の評価を行った。 3)製造されたナノ粒子の合成メカニズムを検討・解明を行い、大きさのそろったナノ粒子が合成できる条件を明らかにした。 4)製造されたナノ粒子のサイズ、結晶性、化学組成などの特性を、塩を用いない通常の噴霧熱分解法により合成された微粒子の特性と比較を行った。 5)噴霧装置として用いている超音波噴霧装置を大容量の液滴が発生できる強力な超音波噴霧装置に変えて液滴の大量発生を可能とさせた。 6)以上の実験より、本技術の新しいナノ粒子合成プロセスとしての実用化への展開を検討した。
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Report
(2 results)
Research Products
(12 results)