Project/Area Number |
14655370
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
船舶工学
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
中武 一明 九州大学, 大学院・工学研究院, 教授 (70037761)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉武 朗 九州大学, 大学院・工学研究院, 助手 (10264087)
安東 潤 九州大学, 大学院・工学研究院, 助教授 (60211710)
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Project Period (FY) |
2002 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | 円筒型ダクト / 船舶 / 推進性能改善法 / 実験的研究 / 理論的研究 / 船の推進性能 / 改善法 |
Research Abstract |
平成14年度〜15年度の研究実績は次の通りである。 1.平成14年度に行った、5種類のダクトを用いた実験の結果を基にして、平成15年度は、キャンバーなしのダクトNAとキャンバー付きダクトNBを作成して、単独状態で中心軸上の流速分布を超小型翼車式流速計で計測し、前緑付近で夫々11%(NA)、17%(NB)の流速減少が起っていることを確認した。 2.プロペラとNA、NBを組合せて、プロペラ性能を実験によって求めたところ、プロペラの荷重度が小さい範囲では、プロペラ性能は向上するが、大きい範囲では性能が低下する結果が得られた。 3.このダクト付きプロペラを、長さ2.50mのタンカー模型船にとりつけて、実船対応点を目指して荷重度変法による自航試験を行い、推進性能の解析を行った結果、2〜3%の推進効率の上昇が得られた。 4.境界要素法、表面パネル法、簡易プロペラ理論を用いて、実験に対応する理論計算プログラムを作成した。ダクト付きプロペラ性能は、NB付きプロペラ性能の方が、NA付きよりも、またダクトなしの場合よりも優れているという結果が得られた。 5.理論計算によるプロペラ性能と、自航状態における結果を解析すると、ダクトなし、NA付き、NB付きの順に推進効率が良くなることが確められた。
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Report
(2 results)
Research Products
(9 results)