発生工学的手法を用いた前駆脂胞細胞の単離同定の試み
Project/Area Number |
14657271
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Metabolomics
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
小川 佳宏 京都大学, 医学研究科, 助手 (70291424)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 信行 京都大学, 薬学研究科, 教授 (10110610)
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Project Period (FY) |
2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2002: ¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
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Keywords | 前駆脂肪細胞 / FGF10 / 遺伝子 / クローン / ドットブロット / 増殖 / 分化 |
Research Abstract |
本研究では、FGF10(fibroblast growth factor 10)の前駆脂肪細胞増殖・分化調節作用の分子機構を明らかにするために、前駆脂肪細胞においてFGF10により発現が変化する遺伝子群の探索を試みた。3T3-L1前駆脂肪細胞にFGF10あるいは溶媒のみを添加し、添加30分後に細胞を回収してpolyA^+RNAを抽出した。このpolyA^+RNAを用い、PCR-セレクトcDNAサブトラクション法にて、前駆脂肪細胞においてFGF10により発現が変化する遺伝子群の同定を試みた。得られた遺伝子群から陽性クローンを得るために、FGF10添加および非添加群より作製したcDNAライブラリーをプローブとしてドットブロットを行った。FGF10を添加した3T3-L1前駆脂肪細胞より抽出したRNAをtester、FGF10非添加群より抽出したRNAをdriverとしてPCR-サブトラクティブハイブリダイゼーション法を施行し、1,300の陽性クローンを得た。これらのクローンをFGF10添加および非添加群より作製したcDNAライブラリーをプローブとしてドットブロットを行い、38個の陽性クローンを得た。これらのうちFGF10による発現増強効果の高いものについて、サンガー法にて塩基配列を決定した。今回、RNA-binding motif protein 3、biglycan、carnitine palmitoyl transferase等の既知遺伝子が得られた。本研究において同定された遺伝子群は脂肪細胞の増殖・分化におけるFGF10の作用メカニズムを解明する上で新しい手がかりとなり、前駆脂肪細胞の単離同定のためにも有用な情報を与えると考えられた。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)