脳移植を目指した新しい神経幹細胞培養システムの開発
Project/Area Number |
14657339
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Cerebral neurosurgery
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
岩間 亨 岐阜大学, 医学部附属病院, 講師 (20303498)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
矢野 大仁 岐阜大学, 医学部, 助手 (00332685)
篠田 淳 岐阜大学, 医学部, 助教授 (50273131)
吉村 紳一 岐阜大学, 医学部附属病院, 講師 (40240353)
坂井 昇 岐阜大学, 医学部, 教授 (10021487)
郭 泰彦 岐阜大学, 医学部附属病院, 講師 (90242718)
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Project Period (FY) |
2002 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2003: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | ES細胞 / HGF / 分化 / PA6 / 神経幹細胞 |
Research Abstract |
マウスES細胞をfeeder細胞であるPA6細胞ともに14日間共培養するとES細胞は神経細胞を含む眼様構造物に誘導された。PA6上で分化しているES細胞のコロニーをsingle cellに分離し、fibroblast growth factor-2(FGF-2)(20ng/ml),epidermal growth factor(EGF)(20ng/ml)を含む無血清培養液で7日間の浮遊培養を行うとsingle cellはそれぞれ増殖して神経幹細胞を含む細胞塊(neurosphere)を形成した。このsphere内の細胞は未分化神経細胞のマーカーであるnestinやSOX-1の発現が認められた。PA6細胞上で5日間培養して得られたsphereを分化させると神経、アストロサイト、オリゴデンドロサイトの3方向へ分化することが免疫染色で確認された。本培養法では、効率よくneurosphereを誘導することが可能であると同時に、PA6との共培養の時間を変えることで神経細胞とグリア細胞の比率を変化させることが可能であった。またES細胞由来のneurosphereの形成時に増殖培養液中にHGFを加えることにより、形成されるneurosphereの数が減少したが、neurosphere内には神経細胞がより多く存在した。これはHGFがES細胞由来の神経幹細胞に自己複製よりも神経前駆細胞への分化を促進したためと考えられた。HGFを含んだ培養液内でneurosphereを分化誘導すると神経細胞の比率が増加したことからも分化誘導時においてもHGFは神経への分化促進作用を有していた。脳移植を目指し、ES細胞からの神経幹細胞の誘導とその分化の制御を容易に行える新しい培養法につき研究した。また成果の一部をneuroreportに発表した。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)